こんな悩みはありませんか?
- Webライターで稼ぐために必要なスキルを知りたい!
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- SEOがWebライターに必要な理由を知りたい!
この記事の信頼性
マネブロは、現在4つのWebサイトを運営しています。その4つのWebサイトではWebライターを採用しているため、Webライターに求めるSEO知識の発注側目線があります。


Webライティングを副業にしたいと思っている人は、「SEO」という言葉を耳に挟んだことがあるでしょうが、具体的に何をすべきかを理解している人は少ないでしょう。
SEOを理解したうえで、SEO対策を意識した記事が書けると、Webライターの報酬単価を2倍3倍と上げることができます。

この記事では、Webライター初心者の方でもわかりやすいように「SEOとは何か」「Webライターで稼ぐために、SEOが大切な理由」を説明していきます。
SEOとは?
SEOとは「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」の略称で、Googleのような検索エンジンに評価されるように、Webサイトを構築することを指します。
SEO対策を施したWebサイトは、検索エンジンで調べものをした際に検索上位に表示され、より多くのユーザーがWebサイトに訪問してくれます。
つまりSEOとは、運営するWebサイトの訪問者を増やすために、適切なWebサイトを構築することと言い換えることができます。
検索エンジンとは?
検索エンジンとは、インターネット上の情報を探すシステムのことを指します。
GoogleやYahoo!を立ち上げると、下の写真のように検索窓が現れますが、これが検索エンジンです。
検索エンジンに悩みごとや答えが知りたいことなどのキーワードを入れると、検索エンジンがキーワードを分析して検索結果を順番に表示します。
その検索結果の順番を決める条件が「検索者の悩みが適切に解決されるWebサイトか否か」であり、キーワードの問いにもっとも正確な答えを出している記事を検索エンジンが独自のアルゴリズムで分析することで順位付けします。
「適切に」という言葉を使いましたが、SEOにおける「適切」は、様々な要素を含んでいて複雑です。
例えば、適切な文字数、適切なキーワード選定、適切な構成、適切な文字装飾、適切な画像の使い方など、さまざまな観点で評価されて、検索順位が決まります。
そのため、ただ作文が上手なだけでは、Webライターとして高単価で案件を受注することはできません。
さらに詳しく!
実は、Yahoo!もGoogleの検索エンジンを使っており、見た目はYahoo!ですが中身はGoogleです。そのため、国内で90%以上はGoogleの検索エンジンを使っています。
ちなみに残りの10%はbingの検索エンジンです。
例えば、Googleで「SEO 初心者」と検索すると、合計8,290,000件のサイトが検索されます。その中から、Googleがもっとも解決策に近いと思うWebサイトを上から順に表示します。
上の画像の場合、検索1位は「SEOとは?-HP初心者むけ基本のSEO対策方法」というWebサイトが表示されています。
つまり、この記事は検索エンジンに評価されるSEO対策が施されたWebサイトと言い換えることができます。
SEOの知識が単価を左右する理由
Webライターの報酬は、委託企業とWebライターのマッチングによりWebサイト記事を代行してライティングするため、報酬は委託企業が決めます。
委託企業は、ライターの素質、記事の内容を評価して報酬額を決めるため、SEOを考慮した記事を書けば、報酬額が上がりやすい傾向にあります。
企業はWebサイトを使って、売上を上げることを目的としており、サイト内で自社をPRしたり、商品を販売することで売上を上げます。
ここに注意!
商品を売る。と聞くと、Amazonや楽天のような通信販売を思い浮かべる方も多いでしょうが、通信販売では実際に「モノ」を売るのに対して、Webサイトではモノだけでなく、「情報」も売ることができます。
Webサイトを運営する企業は、大きく分けて3通りの方法で売上を上げています。
- 自社の商品を販売する
- 他社のおすすめ商品を紹介する
- 広告収入を得る
具体例を使って詳しく説明していきます。
自社の商品を販売する
まず、企業がどのようにして利益を出しているのか、カフェを例に確認しましょう。
例えば、あなたがカフェの店長だった場合、どうやってお金を稼ぎますか?
「お客さまにドリンクやフードを売ること」でお金を稼ぎますよね。もちろん、何の工夫もせずに、商品を売ったところでお客さまは増えず、お金は稼げません。
そこであなたはお金を稼ぐために、お客さまを増やすための工夫をするでしょう。
では次に、商品を「売る場所」をカフェではなく、Web上だと考えてみましょう。
商品をWeb上で売る場合、「売る場所」はWebサイトですよね。
WebライターはWeb記事を作成して、Webサイトに訪れるお客さまを増やさなければいけません。
もちろん、ただテキトーに文章を書くだけではお客さまは増えず、お金を稼ぐことはできません。
案件を委託する企業側も、売り上げを出さないライターには仕事を頼みたいと思わないため、Webライターとして稼ぐにはSEOの知識が大切なのです。
他社のおすすめ商品を紹介する
他社のおすすめ商品を紹介する例として、不動産仲介業を例に話します。
不動産仲介業は、提携している物件のオーナーから依頼を受け、引っ越しを希望する方に物件を紹介することで、紹介報酬(仲介手数料)を得ています。
つまり、不動産仲介業は、自分自身で土地や物件を持っている訳ではなく、客付けできない物件を紹介することが仕事です。
Webサイトに当てはめると、自社の商品ではなく、他社が売りたい商品を代わりに販売することを仕事にしているWebサイトもあります。
自社に商品がない企業などは、他社の商品紹介を目的としてWebサイトを運営し、紹介報酬が売上の柱になります。
この場合も、Webライターは、Webサイトに訪れるお客さまを増やさなければ売上は上がりません。
販売するものは、自社の商品と他社の商品で違いますが、SEOを意識した記事の作成が求められます。
広告収入を得る
企業は自社のWebサイトに広告を掲載して、ユーザーがその広告をクリックした場合に利益を出すことができます。
そのため、Webサイトを運営する企業は多くのユーザーにサイトを閲覧してもらい、広告をクリックしてほしいわけです。
ユーザーが広告をクリックするだけで利益を出せる理由は、広告収入の仕組みを理解すればわかります。
さらに詳しく!
広告収入の仕組みはテレビCMをイメージするとわかりやすいでしょう。テレビ局は莫大な費用をかけてテレビ番組を制作し、放送しています。
しかし、テレビ番組は無料で見ることができますよね。ではテレビ局はどうやって、多額の番組制作費をまかなっているのでしょうか?
実はテレビ局はスポンサーに、番組内で放送するCM枠を売ることで利益をだしているのです。
番組を見る人数が多ければ、広告(CM)を多くの人に見てもらえ、スポンサーの商品が売れる確率が高まります。
そのため、テレビ番組では視聴率が大事だと言われているのですね。
テレビ番組が視聴率を大切にするように、Webサイトではサイトの閲覧数を大切にしているのです。
ここまで「企業が記事の閲覧数を増やした理由」を説明してきましたが、理解していただけたでしょうか?
企業がWebライターに何を求めているのかを理解することで、より質の良い記事を書くことができ、高単価な仕事を受注できる可能性が高まります。
ぜひチャレンジしてみてください!
まとめ 30秒でこの記事を理解できる!
「SEO」とは検索エンジンで、サイトを上位に表示させるために行う施策のことでした。
SEOに考慮したライティングができるWebライターは、記事の閲覧数を増やすことができます。
その結果、企業に信頼してもらえ、Webライターは高単価な案件を受注することが可能だとわかりましたね。
次回の記事では「SEOを意識した記事の書き方」をレクチャーさせていただきます。
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。