こんな悩みはありませんか?
- ブログのペルソナの決め方がわからない!
- ブログのペルソナって、どうやって考えたらいいの?
- 早くブログを収益化したい!
ブログのアクセスを伸ばして、収益化をするためには「ペルソナ」を設定することが大きなポイントとなります。
ペルソナの設定を怠ると、どんなに記事を上げても収益化できない可能性があり、努力が水の泡になってしまうかもしれません。
この記事では、ブログ初心者の方に向けて「ペルソナとは何か」や「ペルソナの決め方」、「ペルソナが決まった後のブログ記事を書く手順」を説明します。
目次
ペルソナとは?
ペルソナとは、ブログの見込み客のことです。実在する人物のように、年齢、性別、居住地、職業、役職、年収、趣味、家族構成、休日の過ごし方などをできるだけリアルに設定することが、ペルソナの設定には求められます。
ペルソナと似た言葉で「ターゲット」という言葉がありますが、ターゲットよりも細かく人物像を設定するのがペルソナです。
ペルソナを設定をすることで、その人物のニーズを満たす形でブログを設計したり、戦略を組み立てることができます。
つまり、ペルソナが明確であれば、ブログのアクセスが伸びて収益化しやすくなるといえます。
ペルソナを設定する理由は?
現代の情報との付き合い方は、従来の「受け取る」スタイルから「選ぶ」スタイルへと変わってきています。
従来、新聞広告やテレビCMでただ広告を打つだけでヒットする時代がありました。これはペルソナを設定せずに「マス(大衆)」に訴えれば一定の反応があった時代です。
しかし、インターネットを使って自分で情報を調べられる現代になってからは「マス」向けの情報を受け取ることよりも、自分で選んだ情報のほうが価値がより高くなってきているのです。
さらに、インターネットを使うことでユーザーの多くは、自分が「価値がある」と判断する情報だけを選択して見るようになります。しかも、価値判断の時間はわずか数秒です。
そのため、数秒以内に自分にとって価値があるかも!と読者が自分ごととしてとらえるブログでなければ、読まれないのです。それでは困りますよね。
ペルソナを明確に設定することで、ペルソナの悩みを具体的にしていくことができます。
そのため、ペルソナが「自分にとって価値があるかも!」と思うブログが作成できるようになるのです。
ペルソナを設定しない例と設定する例の比較
ペルソナを設定しなくても、ブログを書くことはできます。
ここでは、ペルソナを「設定しない」例と「設定する」例を見比べて、印象がどれだけ変わるかを比較してみます。
ペルソナを「設定しない」例
たとえば、ペルソナを設定しないブログの例を見てみましょう。
ペルソナを「設定しない」ブログ例- 主婦が書く毎日の育児ブログ
- 旅行ブログ
- 化粧品の紹介ブログ
上記のようなブログでは、知りたい内容が書いてあるかどうかを判断するには、情報が不十分です。
主婦が書く毎日の育児とはいえ、子どものことを書いているのか、掃除のコツやレシピについて書いているのか、詳細まではわかりません。
例えば、情報提供元がベネッセの育児ブログや、HISの旅行ブログ、@コスメの化粧品紹介ブログであれば価値はあるでしょう。
しかし、個人ブログでネームバリューもないのに、ネームバリューのある競合ブログと真っ向勝負しても勝ち目がありません。
ペルソナを「設定した」例
ではペルソナを設定して、ブログの方向性を細分化してみます。
ペルソナを「設定した」ブログ例- 5歳児を持つ30代主婦が書く、野菜を食べない子どもにおすすめのレシピブログ
- 国内の女子一人旅におすすめ、一人でも楽しめるおしゃれスポット巡りブログ
- アトピーの30代男性のための化粧品紹介ブログ
上記のようにペルソナを設定することで、ブログの方向性がより具体的になりました。
ペルソナを設定しないときと比べると、読者層は狭くなりますが、そのぶん誰にとって価値があるブログかが明確になりました。
また、ペルソナを決めることで「ブログ全体のデザイン・色味」「フォント」「メニューの構成」「キーワード選定」などを、より具体的に決めていくことができます。
一般的なペルソナの決め方は?
一般的にペルソナを決めるためには、できるだけ細かい要素まで想像して決めていく必要があります。決める要素は、以下のようなものです。
一般的なペルソナ設定の要素- 氏名
- 年齢
- 性別
- 居住地・賃貸/持ち家の区分
- 学歴
- 職業・役職
- 年収
- 趣味
- 家族構成
- 休日の過ごし方
- 利用しているSNS
これに加えて、「読んでいる雑誌」「よく使うアプリ」「興味を持っていること」などをどんどん深堀していくことで、鮮明なペルソナを作ることができます。
ブログにおけるペルソナの決め方は?
ペルソナの設定をいざ行ってみると、「ペルソナが全然イメージできない」という壁にぶつかることがあります。
年齢や性別は簡単に決められても、休日の過ごし方などを想像するのは、なかなかに困難です。
理由は簡単で、人は自分以外の経験していないライフスタイルは、どこまでいっても想像の範疇を超えないからです。
例えば、年収200万円の人が、年収1,000万円の人の悩みを肌で感じることや、20歳代が60歳代の悩みを肌で感じることは困難です。
想像の悩みに対して解決方法を書くブログでは、どこまでいっても誰にとっても価値がないブログになってしまうかもしれません。
それでは意味がないため、ブログにおけるペルソナ設定は、一般的なペルソナ設定で導き出される「空想像の人物像」ではなく「自分自身」であるべきです。
自分自身であれば、細かいライフスタイルがわかるし、当時の悩みも鮮明に覚えているでしょう。
そのため、さきほど説明した一般的なペルソナ設定方法は、忘れてしまって構いません。
ペルソナを意識した記事を書くまでの手順は?
ペルソナを設定したあとは、ブログ記事を書くまでの手順を説明します。それは以下の通りです。
ペルソナ向けにブログ記事を書くまでの手順- 検索キーワードを決める
- ターゲットの特徴をイメージする
- ターゲットがもつ悩みをイメージする
詳しく説明します。
手順1. 検索キーワードを決める
ブログにおける「キーワード」とは、どんな悩みを解決したいのかを決めるということです。
キーワードを決める際に重要なのは、「自分にとって解決したいキーワード」か、もしくは「過去の解決済みのキーワード」を設定することです。
キーワードを決める方法としては、Google検索が役に立ちます。
例えば、「ダイエット」と検索エンジンに打ち込むと、候補キーワードとして、「ダイエット 簡単」などが出てきます。
これらを参考に、例えば「ダイエット 続ける」という記事について書こう!と決めていきます。
手順2. ペルソナの特徴をイメージする
つぎに、さきほど考えたキーワードを検索するぺルソナの特徴をイメージします。
つまり、その悩みを抱えていた当時の自分の行動やライフスタイルを思い出します。
「ダイエット 続ける」のキーワードでいえば、色々なダイエットを試しても続かずに挫折した経験や、その時のライフスタイルを思い出してみてください。
手順3. ペルソナの悩みをイメージする
最後に、ペルソナの抱える悩みをイメージしましょう。
つまり、その悩みを抱えていた当時の自分の心境を思い出すことです。
「ダイエット 続ける」の例を用いて考えます。
「どうしてもダイエットがしたいけど、何をやっても上手くいかない。新しいダイエットに挑戦しても、準備が大変だったりしてなかなか続かない。それでも自分を変えるために絶対にダイエットしたい!」
これが「ダイエット 続ける」に悩んでいた当時の自分です。
自分のことであれば、当時の心境やモチベーション、体重の変動による喜びや辛さを「自分ごと」でとらえることができます。
ペルソナも「当時のあなたと同じような悩み」を抱えているのです。
ペルソナの悩みを解決するブログを書く
ここまで来たら、あとは「ペルソナが抱える悩みを解決する」記事を書くだけです。
今回の例では、「どうしてもダイエットがしたいけど、何をやっても上手くいかない。新しいダイエットに挑戦しても、準備が大変だったりしてなかなか続かない。それでも自分を変えるために絶対にダイエットしたい!」と悩みを抱えるペルソナに対して解決策を提示します。
自分の経験を基にして考えると、より具体的な記事が書けたり、愛情のこもった文章を書くことができます。
それこそが、価値のあるブログとなり、収益性のあるブログになります。
ペルソナが設定できたら、続いてはどんなタイトルを付ければいいのかを考えなければいけませんが、それに関しては「稼げるブログタイトルは?初心者も3ステップでできるタイトル講座」の記事で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。 続きを見る
稼げるブログタイトルは?初心者も3ステップでできるタイトル講座
まとめ この記事を30秒で理解できる!
ブログの収益化には、ペルソナ設定が重要です。ペルソナを設定することで、「自分ごと」としてとらえる読者が見つかります。
そして、ブログにおけるペルソナとは「自分自身」のことです。
自分自身が過去に悩んでいたことを思い出し、以下のような手順で悩みを具体化していくことが重要です。
- 検索キーワードを決める
- ターゲットの特徴をイメージする
- ターゲットがもつ悩みをイメージする
以上のことを意識して、ブログを書いてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。