こんな悩みはありませんか?
- 「店舗せどり」と「電脳せどり」の違いを知りたい!
- 「店舗せどり」と「電脳せどり」、どちらがおすすめか知りたい!
- 「店舗せどり」と「電脳せどり」のどちらが始めやすいか知りたい!
せどりは大きくわけて、店舗で商品を仕入れる「店舗せどり」と、オンライン上で商品を仕入れる「電脳せどり」に分けることができます。
この記事では、「店舗せどり」と「電脳せどり」のメリット・デメリットを比較して解説します。
転売については有料転売と無料転売の比較で解説しています! 続きを見る「有在庫転売」と「無在庫転売」メリット・デメリットを比較!
「せどり」とは?
「せどり」とは、次のように定義されています。
「同業者の中間に立って品物を取り次ぎ、その手数料を取ること。また、それを業とする人」
出典:三省堂 大辞林
元々は、中古ショップに並んだ本やCDの「背表紙を見て取る」が変化した「背取り(せどり)」に由来しており、中古本を安く仕入れて高く販売することを意味しています。
しかし、最近では徐々に「せどり」という言葉には、幅広い意味が持たれるようになり、本だけでなく家電やCD、玩具など、さまざまな種類の商品に対し使用されることが多くなっています。
そのため、近年では「転売」とほぼ同じ意味で使われており、「せどり」と「転売」は同じと考えても問題ありません。
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細かな違いでいえば、「せどり」は価格差のある商品であればなんでも仕入れて販売するイメージですが、「転売」は限定品や入手困難商品を仕入れて販売するイメージで使われることが多いです。
とはいえ、最近はほとんど同じ意味で使われており、違いを覚える必要はありません。
「せどり(転売)」は、仕入れを「店舗で行うか」「オンラインで行うか」で、「店舗せどり」「電脳せどり」と種別することができます。
「店舗せどり」とは?
「店舗せどり」は、店舗で商品の仕入れを行います。
店舗で安価な商品を見つけて、それをAmazonやメルカリ、ヤフーオークションなどで販売するのが一般的です。
仕入れ場所としては、ビックカメラやヨドバシカメラなどの家電量販店やドン・キホーテ、古本や中古ゲームを扱うブックオフなどの中古専門店です。
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得意分野や狙うジャンルによりますが、ホームセンター、リサイクルショップ、ドラッグストア、アウトドア用品店、スポーツ用品店、カー用品店、雑貨店、イオンモール等と、アイデア次第で仕入れ先には色々な可能性があります。
メリット1. 狙い目の商品を大量に仕入れできる
「店舗せどり」の最大メリットは、セールのタイミングなどを狙って一気に商品が仕入れられる点です。
特に季節ものの商品や型落ち品は、在庫処分セールやワゴンセールを行うことがあるので、そのタイミングは狙い目です。
せどりする店舗によってはセール時期が決まっているので、事前にリサーチしておけばセールを狙って店舗に行くことができます。
メリット2. 目の前で商品を見ることができる
「店舗せどり」では、目の前で商品が見られるため、目の前でどの商品を仕入れるべきか見定められます。
そのため、不良品を仕入れてしまうことや、誤って仕入れたい商品と違う商品を仕入れてしまうようなミスを減らすことができます。
メリット3. その場で利益率が調べられる
「店舗せどり」では、その場でAmazonやメルカリなどの販売価格や売れ行き情報を調べることができます。
調べる際には、専用ツールを使うこともありますが、最も簡単な方法はその場でAmazonやメルカリを開いて商品名を検索する方法です。
その場で商品名を調べれば、いくらで何件売れているかが確認できるため、「どれくらいの利益が取れそうか?」がその場で確認できます。
ここがポイント!
Amazonやメルカリで商品を販売する場合、手数料や配送料を差し引いたものが利益になります。
そのため、単純に店舗の販売金額とAmazonやメルカリの販売価格を比較すると、赤字になる場合があります。
Amazonの手数料は販売する商品ジャンルによって異なりますが、販売手数料は8~15%程度、メルカリの場合は10%となるので注意が必要です。
デメリット1. 地域差がある
「店舗せどり」は、住んでいる地域によっては向き不向きがあります。
首都圏であれば、店舗が充実しているので沢山の店舗を廻れますが、地方であればそうもいきません。
一方で、地方はライバルが少なくなるので、思いもよらない掘り出し物が見つかる可能性が高くなります。
良い悪いはありませんが、「店舗せどり」で大きな収益を狙うのであれば、仕入れる商品数も多くなるため、首都圏の方が有利になる可能性が高くはなります。
デメリット2. 移動が大変
「店舗せどり」の場合、基本的に1日で何店舗も巡ります。
そのため、移動時間がかなりとられたり、店舗に行っても目ぼしい商品が見つからない場合もよくあります。
また、商品を沢山仕入れる場合は車で店舗を巡りますが、荷物が大量にあると荷下ろしが大変です。
身体に負担がかかるのも、「店舗せどり」のデメリットといえます。
ここがポイント!
車で移動すると、ガソリン代がかかります。商品が売れて利益を出せても、ガソリン代の分の利益が低くなる可能性があるので、頭に入れておきましょう。
デメリット3. 店舗の営業時間しか仕入れられない
「店舗せどり」では、店舗の営業時間しか商品を仕入れることができません。
そのため、店舗をいくつも巡る場合は順路を計算したり、仕事終わりの平日夜にはなかなか仕入れが難しいなどのデメリットがあります。
「電脳せどり」とは?
「電脳せどり」では、Amazonやメルカリ、ヤフーオークションなどのオンラインで商品を仕入れます。
基本的には「店舗せどりと」変わりませんが、仕入元がオンラインになる点が違います。
オンラインの仕入れ先の場合は、海外も仕入れ対象になります。
国内から仕入れる場合と海外から仕入れる場合の違いについては、国内転売・輸入転売・輸出転売の比較を参考にしてください。 続きを見る
【比較】国内転売、輸入転売、輸出転売のポイントを解説!
メリット1. いつでも場所を問わずに商品を仕入れることができる
インターネット上から商品を仕入れることができるため、仕事終わりの空いた時間でも仕入れる活動ができ、副業に向いているといえます。
24時間インターネットから仕入れることができるのは大きなメリットです。
メリット2. 仕入れる商品が豊富
「店舗せどり」の場合、店舗に置いてある商品しか仕入れることができないため、数や種類に制限があります。
しかし、「電脳せどり」の場合は、インターネット上から購入できる全ての商品が仕入れ候補の商品になるため、多くの種類の商品を仕入れることが可能です。
メリット3. 仕入れ作業の負担が少ない
「店舗せどり」では、商品を仕入れるために店舗に行き自宅まで商品を運びますが、「電脳せどり」では、配送業者が自宅まで商品を運んでます。
そのため、仕入れの時間や労力は「店舗せどり」と比較すると大きく削減できます。
デメリット1. 商品が配送される
「電脳せどり」では、インターネット上で商品を購入するため商品が配送されてきます。
そのため配送料がかかるので、仕入価格に配送料が乗ってきます。
特に海外から商品を仕入れる場合は、配送料が高くなる傾向があるため、注意が必要です。
ここに注意!
海外から商品を仕入れた場合は、配送料の他にも、関税がかかる場合があります。
また、商品を受け取らないといけないので、日中仕事をしていて商品が受けとれない環境の場合は、商品受け取りに手間取ることがあります。
デメリット2. 商品の状態を確認できない
「電脳せどり」の場合は、商品の状態を商品説明文や写真からしか判断できません。
商品状態が確認できないと、イメージしていた商品と色味や材質などのイメージが違う場合があります。
また、店舗と比較すると仕入れ先が見えないので、販売者によっては商品の扱いが雑で、欠陥品が多い特徴があります。
商品を仕入れたら動作確認を怠らないことが重要です。
「店舗せどり」と「電脳せどり」はどっちがおすすめ?
「店舗せどり」と「電脳せどり」を説明しましたが、どちらがおすすめということはありません。
ライフスタイルや地域性によって、自分に合っている方を選んでみてください。
「店舗せどり」は、地域性や体力的な問題、車の有無などでできない環境にいる方もいるでしょう。
しかし、商品の実物が見られるので安心感があったり、セールなどで一気に狙い目商品を仕入れることができます。
一方で「電脳せどり」は、インターネット環境さえあれば簡単に始められるので、参入しやすいのが特徴です。
24時間いつでもどこでも商品を仕入れることができるので、副業で始めるにはおすすめです。
まとめ 30秒でこの記事が理解できる!
今回は、「店舗せどり」と「電脳せどり」の違いや、メリット・デメリットをまとめました。
「店舗せどり」とは、「実際に店舗まで足を運んで商品を仕入れて転売すること」をいいます。
それに対し、「電脳せどり」とは、「オンライン上で商品を仕入れて転売すること」をいいます。
どちらの方が良いとかはありません。それぞれ一長一短があります。
この記事を参考に、「店舗せどり」「電脳せどり」について少しでも理解していただけたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。