こんな悩みはありませんか?
- 転売ってどんなリスクがあるの?
- 転売に興味あるんだけど、ちょっと怖い
- 転売を始める前に、想定できる問題をつぶしておきたい
転売とは「商品を仕入れて、他の方(個人や企業)に、仕入れた商品を販売する行為」をいいます。
副業初心者の方でも、成果を出しやすいのが特徴ですが、4つのリスクがあります。
今回の記事では、転売の4つのリスクと解決策について、丁寧に解説します。
目次
リスク1. 商品が売れない
1つ目のリスクは、「商品が売れない」可能性があることです。
転売の流れは、「商品を購入して(仕入れて)、販売する」です。
つまり、先に商品を購入する必要がありますが、購入した商品が必ずしも売れるとは限りません。
売ることができなければ、当然購入した代金はマイナスのままです。
原因
売れない原因は、3つあります。
- 人気の無い商品を仕入れる
- 流行りもの商品を大量に仕入れる
- 商品の紹介文に魅力がない
解決策
購入した商品を売るためには、商品の売れ行きを購入前にリサーチすることが、とても重要です。
商品が実際に売れているのか?いくらで売れるのか?いつ頃売れているのか?などを調べることで、購入すべきかどうかを判断することができます。
商品の「売れ行き」は、Amazonやメルカリなどのフリマサイトで、商品名を打ち込めば簡単に確認できます。
しかし、それだけだと細かな売れ行きがわからないので、商品の売れ行きがわかるリサーチサイトを使うことをおすすめします。
代表的なリサーチサイトは4種類あり、自身が使いやすいサイトを使ってみてください。リサーチサイトの具体的な使い方は、別の記事で解説します。
また、現在は商品を出品できるアプリやWebサイトが数多くあります。
アプリやWebサイトによって特徴が違うため、最適なものを使いましょう。
各フリマアプリの特徴をメルカリ・ラクマ・Paypayフリマを比較でまとめています。 続きを見る徹底比較】メルカリ・ラクマ・PayPayフリマを出品者目線で比較!
リスク2. 売上が引き出せない
2つ目のリスクは、「売上が引き出せない」ことです。
販売した商品が売れても、売上が引き出せない場合があります。
原因
原因はいくつか考えられますが、意図せずに以下のような法律違反や利用規約違反をした場合が考えられます。
- 利用規約違反の商品の販売
- 個人情報の虚偽登録
- 利用規約違反の無在庫転売による販売
- 迷惑行為(突然の取引キャンセルなど)によるクレーム
上記のような違反行為が発覚すると、アカウント停止、強制退会、売上没収などがあり得ます。
正しく運営していれば問題ありませんが、意図せずに利用規約違反をしてしまう場合もあるので、注意が必要です。
解決策
まずは利用規約を読みましょう。
特に、注意事項や禁止事項などの条項が重要なので確認してみてください。
とはいえ、利用規約を読むのは大変なので、
- 媒体会社(メルカリやラクマなど)に迷惑をかけていないか?
- 周りの利用者に迷惑かけていないか?
上記に注意していれば、問題ありません。
リスク3. 購入した商品が破損している
3つ目のリスクは、購入した商品が破損していたり不良品であったりすることです。
原因
初期不良であれば、多くの場合はメーカーに問い合わせれば、返品・交換対応してもらえます。
しかし、相手が不親切なメーカーだったり、購入してから時間が経って保証期間をすぎてしまっていたという場合もあります。
不親切なメーカーに関しては、海外、特に中国のメーカーは初期不良が多く、返品・交換に対応してくれないこともあります。
解決策
商品を購入する際に、返品・交換対応できるかどうか、確認してください。
特にAmazonや、他のオンラインショップで商品購入する場合は、必ず確認してください。
初期不良の商品が返品・交換できなくて泣き寝入りするトラブルが後を絶ちません。
また、商品を購入したら、すぐに動作確認テストをしてください。
それを怠り、販売してしまうとトラブルの原因となります。
トラブル4. 購入者とトラブルが発生する
4つ目のリスクは、商品が売れた時に、購入者とトラブルが起きることです。
原因
購入者とトラブルになる原因の多くは以下です。
- 商品が壊れている、配送した商品を間違えた
- 商品の配送に予定より時間がかかった
- 商品の梱包が雑だった
- 「商品がイメージと違う」と言われた
解決策
購入者とのトラブルを防ぐ方法は、多く分けて4つです。
- 商品購入時に、動作確認テストを必ず行う(前章参照)
- 商品出品時に、商品の形状や使い方など細かく商品文を掲載する
- 購入者との連絡は速やかに丁寧に行う
- 商品の梱包、配送は丁寧に行う
商品出品時に、商品の詳細をできるだけ細かく記載することで、購入者との相違を防ぐことができます。商品出品時に商品の写真も多めにあると購入者も安心します。
ここがポイント!
特に、商品に傷があるなどの場合は、必ずその箇所を写真を撮り、出品するようにしましょう。
また、購入者から連絡が来たら早めに返信することが大切です。早めに返信することは、購入者に安心してもらえることにつながります。
特に、クレームの場合、早めに対応した方がいいです。面倒くさいからと後回しにすると大きなトラブルに発展する可能性が大いにあります。
最悪の場合「アカウント停止」や「強制退会」などの罰則を受ける可能性もあるため、早めに対応することが大切です。
ここがポイント!
クレームに対応する際に、自分に非がないことを証明するものを準備しておきましょう。商品が正しく動いていることを動作確認テストで確認した際の写真や、梱包した商品の写真を撮っておくと、非がないことの証明になります。
商品を梱包する際も、クッション材などを用いて梱包することで、商品が壊れる可能性が減ります。
また、割れ物に関しては「割れ物」として配送先に伝えると、丁寧に扱ってくれます。
まとめ 30秒でこの記事が理解できる!
今回は、転売の4大リスクとその解決法について解説しました。
今回の内容をまとめると以下です。
リスク | 解決法 |
---|---|
商品が売れない | ・商品の売れ行きを事前にリサーチをする ・商品にあったアプリやサイトを使う |
売上が引き出せない | ・利用規約を読む |
購入した商品が破損している | ・商品を購入する際に、返品・交換対応できるか確認する ・動作確認テストをすぐに行う |
購入者とトラブルが発生する | ・商品出品時に、商品の形状や使い方など細かく商品文を掲載する ・購入者との連絡は速やかに丁寧に行う ・商品の梱包、配送は丁寧に行う |
法律違反になってしまう場合もあるので、注意してください。
とはいえ、ルールさえ守れば、転売は初心者でもやりやすい副業です。
ぜひルールを守りながら、収益をつくっていきましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。