こんな悩みはありませんか?
- なぜ、ブログで稼ぐことができるのかを知りたい
- 広告で収入を得る方法がイメージできない
- 広告収入の仕組みを簡単に説明してほしい
ブログで稼ぐためには、ブログの広告収入を理解しなければいけません。
この記事では、Google AdsenceをはじめとしたCPM広告、CPC広告、成果報酬型広告(アフィリエイト型広告)の特徴と違いについて解説します。
ブログで月10万円稼ぐイメージと、どれくらい時間がかかるのかイメージがわかない方には、おすすめの内容となっています。
それでは本編をどうぞ。
目次
ブログで月10万円稼ぐ方法
ブログには、様々な収入を得る方法がありますが、もっともポピュラーで、ブロガーや、アフィリエイターと呼ばれる人たちは、ブログから広告収入を得ています。
つまりブロガーが語る「ブログでお金を稼ぐ」とは、広告収入を得ることを意味していると考えていいでしょう。
ブログ収入を得たことが無いとイメージしづらいかもしれませんが、自分のブログに広告を掲載することができます。
自分のブログに広告を掲載するには、広告主や広告業者に申請をしなければいけませんが、申請を通せば広告を掲載することができるようになります。
広告収入の種類
ブログの広告収入は、以下の3種類にわけることができます。
インプレッション課金型広告(CPM広告) | 広告が1,000回表示されるごとに報酬が発生する |
クリック課金型広告(CPC広告) | 広告リンクがクリックされるごとに報酬が発生する |
成果報酬型広告(アフィリエイト型広告) | ブログの広告リンクから商品の購入や会員登録が行われると報酬が発生する |
成約の難易度でいえば、ブログ読者に商品の購入や会員登録などをしてもらう「成果報酬型広告」がもっとも難易度が高いので、1件当たりの報酬額がもっとも高くなります。
逆にいえば、広告を表示するだけの「インプレッション課金型広告」はもっとも難易度が低く、クリックするだけの「クリック課金型広告」も難易度が低いので、1件当たりの報酬額は低く設定されています。
インプレッション課金型広告(CPM広告)
インプレッション課金型広告は、広告を表示した回数に従って課金される広告です。
掲載1,000回ごとに報酬が発生するため、アクセスの多いWebサイトでは安定的に収益が発生します。
インプレッション課金型広告を掲載するには?
インプレッション課金型広告の中でもっともポピュラーなのが「Googleアドセンス」です。
Googleアドセンスは、Googleが選んだ広告がブログの中に自動的に掲載されるGoogle社のサービスです。
Googleアドセンスを利用するには、Googleに対して広告掲載の申請を行い、合格してはじめて広告を掲載できるようになるため、Googleアドセンス審査への合格は、ブロガーの第一関門とも呼ばれています。
さらに詳しく!
マネブロは、Googleアドセンスに8日間で合格しています。合格の必須ポイントやコツに関しては、こちらの記事で解説しています。 続きを見る
【2020年版】Googleアドセンス|8日で審査に合格したポイントを全て公開!
インプレッション課金型広告の報酬単価は?
インプレッション課金型広の広告1回表示ごとの報酬は、0.01~0.1円です。
1,000回表示されても、たった10円~100円と、報酬額が非常に低く設定されています。
月10万円をインプレッション課金型広告だけで達成するには、最低でも月100万アクセスが必要で、個人ブロガーにはかなりハードルが高い数字です。
ここがポイント!
報酬単価に10倍もの幅があるのは、掲載される広告の内容で単価が変わるためです。
Googleアドセンスでは、ブログのテーマや内容などをGoogleが判別し、挿入する広告を決めています。そのため、ブログのテーマや内容によっては、単価が高くなる場合もあります。
以下が「インプレッション課金型広告」と「クリック課金型広告」の表示ができるGoogleアドセンスの管理画面です。このようにGoogleアドセンスでは、同じ画面で管理することができます。
クリック課金型広告(CPC広告)
クリック報酬型広告とは、ブログに貼り付けた広告がクリックされたら報酬が発生する仕組みです。
クリック報酬型広告も、Googleアドセンスがもっともポピュラーです。
つまり、Googleアドセンス広告をブログに挿入すれば、「インプレッション課金型広告」と「クリック報酬型広告」が設置できるということです。
インプレッション課金型広告と比べると、読者が広告をクリックするアクションが発生するので、多少はハードルが上がるものの、小さい収益を生むのは簡単です。
とはいえ、クリック型広告も報酬単価が低く、Googleアドセンスでは1クリック20円~40円に設定されています。
インプレッション課金型広告と比較すれば高く設定されていますが、クリック型広告で月10万円を稼ぐには、月2,500回~5,000回の広告クリックが必要になります。
広告のクリック率をCTRとも呼び、ブログに埋め込まれた広告のCTRは、だいたい0.5%~1%が平均とされているため、仮にCTRが1%だとしても、月25万~50万アクセスでようやく月10万円に届く計算です。
月25万~50万アクセスを個人ブログで構築するには、3年~10年程度の時間がかかる場合もあるので、多くの方が挫折してしまう原因となります。
成果報酬型広告(アフィリエイト型広告)
成果報酬型広告(アフィリエイト型広告)は、ブログに掲載した広告から、商品購入や会員登録などの具体的な成約があった場合に報酬が発生する仕組みです。
「インプレッション課金型広告」や「クリック報酬型広告」は、Googleアドセンスに合格すれば自動的に広告を選んでブログに掲載してくれますが、「アフィリエイト型広告」は自分自身で広告業者(ASP)に登録をして、ブログに掲載する広告を選ぶ必要があります。
アフィリエイト型広告を掲載するには?
アフィリエイト型広告を掲載するには、まずは「ASP」へ登録申請する必要があります。
ASPとは、アフィリエイトサービスプロバイダの略で、広告主とブロガーを結び付ける仲介業者のようなサービスです。
中小零細企業は、自社で広告を発行する仕組みを作るのが大変です。そのため、ASPに依頼して広告を発行しています。
ブロガーは、ASPに登録されている広告主の広告を選択して、ブログに掲載することができます。
もっとも人気のASPである「A8.net」では、2万社以上の広告主の広告を掲載しており、金融・美容・健康・インターネットサービス・グルメなど幅広い広告主がいます。
アフィリエイト型広告の報酬単価は?
アフィリエイト型広告の報酬は、案件によりバラバラです。
「A8.net」から選択できる広告の一部を見ても、【DMM.com証券】の成果報酬が30,000円、【どろあわわ】の成果報酬が1,200円とかなりの差があります。
とはいえ、「インプレッション課金型広告」と「クリック報酬型広告」よりも報酬単価が高く、個人ブロガーで月10万円を目指すには、アフィリエイト型広告の活用が必須です。
アフィリエイト型広告で月10万円のブログは、ブログ全体の20%程度です。
つまり、世にあるブログのうち1/5は10万円以上稼いでいることになるため、そのハードルの低さがわかります。
月1万アクセス程度でも、月10万円稼ぐことは現実的に可能といえます。
月1万アクセス程度であれば、長くみても1年あれば達成できます。
まずは1万アクセスつくるブログを育てあげるところに注視することが月10万円稼ぐために重要といえます。
アフィリエイト型広告の注意点
アフィリエイト型広告の最大の注意点は、広告主がASPへの広告掲載を辞める可能性があること、またはASPの経営状況が悪化し、報酬の払い出しが止められる可能性があることです。
これはどちらもイレギュラーなことではなく、よく起こる事象です。
せっかく、アクセスの集まる記事を作っても広告が使えなくなったら、その記事は価値がなくなります。
膨大な時間と労力が水の泡になる可能性があるので、1つのアフィリエイトだけに依存するのは注意が必要です。
それでも安定感を考えると、「インプレッション型広告」と「クリック型広告」の収益を上げていくことがとても重要です。
まとめ この記事が30秒で理解できる!
ブログの広告収入は、以下の3種類にわけることができます。
インプレッション課金型広告(CPM広告) | 広告が1,000回表示されるごとに報酬が発生する |
クリック課金型広告(CPC広告) | 広告リンクがクリックされるごとに報酬が発生する |
成果報酬型広告(アフィリエイト型広告) | ブログの広告リンクから商品の購入や会員登録が行われると報酬が発生する |
また、月10万円稼ぐための想定アクセス数は以下の通りです。
インプレッション課金型広告(CPM広告) | 100万~1,000万アクセス |
クリック課金型広告(CPC広告) | 25万~50万アクセス |
成果報酬型広告(アフィリエイト型広告) | 1万アクセスでも可能 |
個人ブロガーで、まず目指すべき月10万円を達成するにはアフィリエイト型広告の活用が必須といえます。
とはいえ、アフィリエイト型広告にも注意点があるため、長期的にクリック課金型広告で収益化することをベースに置き、アフィリエイト型広告依存にならないようにブログを構築することをおすすめします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。