スマホ・通信費

ahamo(アハモ)とは?月額2,980円のドコモ新料金プランはどれだけお得なのか解説!

ahamo mobile

 

こんな悩みはありませんか?

  • NTTドコモの新料金プラン「ahamo」の特徴が知りたい
  • 「ahamo」に切り替えるときの注意点が知りたい
  • 「ahamo」と格安SIMの違いが知りたい

NTTドコモは、2021年3月からのスマホ新プラン「ahamo(アハモ)」を開始します。

ahamoは従来のNTTドコモの料金プランよりもかなり安い月額2,980円で20GBまで利用できる、新しい形態のプランです。

この記事では、ahamoのプラン内容や、注意点について詳しく解説していきます。

NTTドコモは今後、料金プランを大きく3種類に分けていくと発表

従来NTTドコモのプランは、データ量をたくさん使える「ギガホ」や、毎月1~7GBまでの間で、使った分に応じてお支払いの「ギガライト」が用意されていましたが、2021年3月4月期に新料金プランに刷新されます。

2021年4月1日から、プランが「Premier(プレミア)」「New(ニュー)」「Economy(エコノミー)」の3つにわけられ、従来のプランは「Premier」に踏襲されています。

新プラン内容プラン
Premier小容量~無制限まで対応したフルサポートの従来の料金プラン。家族で利用すると割引になる5Gギガホプレミア、ギガホプレミア、ギガライト、はじめてスマホプラン
New20GBまで使える中容量のプランahamo
Economy小容量のプラン(2020年12月現在未発表)

「5Gギガホプレミア」は月額6,650円と1,000円引きに、4G対応の「ギガホプレミア」も600円引きの月額6,550円と、2021年4月から従来のプランも安くなります。

ahamo(アハモ)とは?

「ahamo」は、2021年3月にサービスの開始が予定されています。

料金も月額2,980円と従来のプランと比較して安く、格安SIMやRakuten UN-LIMIT(楽天アンリミット)に対抗するプランとして注目を集めています。

特徴1. 月額2,980円のシンプルなプラン

ahamoの料金は、月額2,980円と非常にシンプルです。

従来のNTTドコモのプランは複雑で、基本プラン(電話料金)、データ使用料(ギガの使用容量)、インターネット接続サービス(300円)で構成され、基本プランも「かけ放題プラン」(2,700円)、「かけ放題プランライト:5分以内無料」(1,700円)、「シンプルプラン:使った分だけ」(980円)などとかなりわかりづらく作られていました。

データ通信料も、ギガ数を選択したり、従量課金としたり、ある程度のITリテラシーが求められる料金構成でした。

一方、ahamoは「データ通信料は20GB」「電話は5分間かけ放題」この2つのみがついた非常にシンプルなプランです。

従来であれば、よくわからず高額なプランを組んでいた方も、ahamoに切り替えるとかなりの節約になります。

MMD研究所の調査によれば、大手三大キャリア(NTTドコモ、au、ソフトバンク)のスマホ月額料金は、平均8,451円という結果です。

ahamoに乗り換えるだけで、月額約4,500円の節約に繋がります。年間に換算すると54,000円もお得になります。

さらに詳しく!

MM総研の調査によれば、平均データ通信量は6.94GB(ギガバイト)、中央値は3.00GBとなっています。月間通信量は「1GB」29%、「2GB」16.7%、「3GB」13.4%となり、59.2%のユーザーが3GB以下の通信量となっており、「7GB」までの累計では約79.2%となっています。

つまり、ほとんどのユーザーは「20GB」のデータ通信料があれば、支障なくスマホを使えます。

特徴2. 2年縛りや違約金が無い

従来のNTTドコモのプランは、2年縛りが設けてあり、24ヶ月目以外では違約金が発生するプランでした。

従来の違約金は9,500円だったものが、2019年10月1日以降は対象ユーザーの違約金を1,000円に引き下げてはいるものの、違約金が発生していました。

ところがahamoは、2年縛りも違約金も撤廃。いつでも辞められる格安SIMによくみられるプランとなっています。

さらに、契約時の事務手数料(新規解約事務手数料、機種変更手数料、MNP転出手数料)も無料であり、契約も解約もハードルがかなり下がったプランになりました。

特徴3. 高品質な通信回線「MNO」であること

ahamoは、NTTドコモとの契約となるため、通信回線が安定していることが大きな特徴です。

NTTドコモはMNO(Mobile Network Operator/移動体通信事業者)と呼ばれる、自社で基地局を有して、自社回線を所有している事業者です。

国内のMNO業者は、NTTドコモ、KDDI/沖縄セルラー電話(au)、ソフトバンク、楽天モバイルの4社のみです。

それ以外の格安SIMを展開する業者は、MVNO(Mobile Virtual Network Operator/仮想移動体通信事業者)と呼ばれ、MNO業者の回線と契約して、通信しています。

つまり、MVNOは、MNOの回線の一部を借りているので、通信エリアが狭く、エリア外になると圏外となったり、通信速度が遅く安定性に欠けるといったトラブルがよくあります。

一方ahamoは、MNO業者のNTTドコモを利用した通信回線となるため、通信エリア、通信速度、安定性などが従来の大手キャリアと同じ水準で利用できることが想定されます

特徴4. dアカウント・dポイントが使える

ahamoでは、dアカウントやdポイントが使えます。

dアカウントは、NTTドコモが発行する本人認証用IDです。スマートフォンやPC向けの各種サービスにログインする場合や、ドコモの支払いサービスにログインする場合などに使えて便利です。

dポイントは、NTTドコモオリジナルのポイントプログラムです。スマホ料金やコンビニの支払いなど様々なシーンでポイントを貯めることができ、1,000円の利用で10ポイント貯めることができます。使えるお店も多く非常に便利なポイントプログラムです。

ここがポイント!

ahamo契約時に所定の手続きを踏むことで、もともと貯めていたdアカウント会員情報やdポイント残高を引き継ぐことができます。

ahamo(アハモ)の注意点

「ahamo」は、従来のプランと比較してシンプルで料金がお得な反面、最初の手続きが若干複雑な点、キャリアメールが使えない点などいくつか注意が必要です。

注意点1. 手続き・サポート窓口はオンラインのみ

ahamoの契約は、ドコモショップや量販店等の実店舗でのできず、オンラインでの対応となります。

また、契約手続き、トラブルなどの問い合わせは、すべてWEBサイトまたは専用アプリで行い、対面や電話での設定や契約手続き、問い合わせなどが一切できません。

従来のプランからの移行に関しても、MNP(Mobile Number Portability/携帯電話番号ポータビリティ)の設定が必要となり、ITが苦手な方は戸惑うことが想定されます。

しかし、2021年5月には、MNPをせずに簡易的に乗り換えができるようにシステム改修を行うと、NTTドコモは発表しています。

ahamoに乗り換えたいけれど、難しいことはわからない方は、2021年5月まで待つのもありでしょう。

注意点2. au・ソフトバンクからの乗り換えはSIMロック解除が必要

au、ソフトバンクなどのSIMロック端末を使用している場合は、SIMロックを解除しなければいけません。

SIMロックとは、国内の携帯電話会社でスマートフォンを購入した場合、契約した通信会社(au/docomo/softbankなど)のSIMカード以外は使用できないようにロックしている仕組みのことです。

au、ソフトバンクから乗り換えてahamoを使う場合、いま契約している通信会社に問い合わせて、SIMロックを解除してもらいます。SIMロック解除を窓口で行うと3,000円程度の手数料がかかります。

注意点3. キャリアメールが使えなくなる

ahamoの大きなデメリットとして、「docomo.ne.jp」のキャリアメールサービスが使えない点です。

キャリアメールを頻繁に使っていた方は、さまざまなサービスのメールアドレスを変更しなければいけません。

また、最大限ネックとなるのが、キャリアメールでしか登録ができないサービスがある点です。

世の中のほとんどのサービスは、GmailやYahoo!メールなどのフリーメールで利用登録できますが、「銀行や保険、金融サービスや鉄道等の公共サービス」などのサービスの中には、フリーメールを使えないものもあります。

その場合、ご自身でサーバードメインを契約してメールアドレスを取得するといった、経験のない方には難しい作業が発生する可能性があります。

注意点4. ファミリー割引などが使えない

ahamoでは、既存プラン向けの割引が使用できません。

ahamoで使えない割引は、「ファミリー割引(家族内通話無料サービス)」「みんなドコモ割(契約回線数に応じた割引)」「ドコモ光セット割(「ドコモ光」の契約に伴う割引)」です。

注意点5.契約は「20歳以上」から(利用者は未成年も可)

従来のプランでは、中学生(13歳)以上であれば本人名義で契約ができるものの、ahamoは20歳以上でないと本人名義で契約ができません。

未成年(20歳未満)の場合は、ahamoを親名義で契約し、子どもを利用者として登録することになります。

しかし、複数契約の請求をまとめる「一括請求」に対応しないため、それぞれの契約に対して請求が発生します。

ahamo(アハモ)先行エントリー受付中

現在、WEBサイトから先行でahamoを応募することができます。

先行エントリーで、現在dポイントを3000pt貰えるため、かなりお得といえます。エントリーは、ahamoサービス開始前日まで行っているため、検討中の方はNTTドコモのWebサイトを覗いてみるといいでしょう。

まとめ 30秒でこの記事が理解できる!

NTTドコモから発表された新料金プラン「ahamo」は、月額2,980円と従来のプランと比較しかなりお得です。

更に「データ通信料は20GB」「電話は5分間かけ放題」と、充分すぎるサービスが利用でき、MNO回線で通信できるサービスです。

従来のプランで高額の契約料を支払っている方は、是非ahamoを検討してみては如何でしょうか。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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マネブロのオーナー&複数企業の経営者。FP2級保持。 フリーランス時代に、ブログ・転売・投資・MLMなどあらゆるインターネットビジネスを経験済み。嘘にまみれたインターネットビジネスの世界を是正するため、マネブロでは、目で見た正しい情報だけを発信しています。

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