こんな悩みはありませんか?
- メルカリで値下げ交渉された時は、値下げするべき?
- メルカリで商品を高く売るポイントはある?
メルカリで商品を出品していると、ユーザーから価格の交渉をされることが非常に多くあります。
もちろん、ユーザーから提案された価格で販売するのも構いませんが、少しでも高く売りたいのが本音です。
今回は、ユーザーからの価格交渉への対応策を、具体的な数字も交えて解説します。
目次
メルカリの値下げ交渉の種類
メルカリ上で行われる値下げ交渉は、「コメント欄での値下げ交渉」「オファー価格での値下げ交渉」の2パターンにわけることができました。
しかし、2020年10月15日をもって「オファー機能」は利用できなくなり、「コメント欄での値下げ交渉」しかできなくなっています。
コメント欄での値下げ交渉
メルカリでは、コメント欄で値下げ交渉されることがあります。
コメント欄に来る値下げ交渉は、「単純に値下げ可能か聞いてくる」パターンと、「具体的な希望金額を提示してくる」パターンがあり、よくあるコメントがこちらです。
- 購入希望ですが、こちらの商品は値下げ可能でしょうか?
- 〇〇円まで値下げしていただくことは可能でしょうか?
コメント欄の最大の特徴は、全員からコメント欄が見えている点です。
特に、コメントされた商品に「いいね」をしている他のユーザーには通知が行く仕組みになっています。
つまり、他のユーザーが値下げ交渉をしていることがバレバれなのが、コメント欄での値下げ交渉です。
値下げ交渉に応じる判断基準「利益率20%」
メルカリ転売を副業として行う場合、最低限めざすべき利益率は20%です。
メルカリの利益は、売上から、仕入価格・メルカリ手数料・送料を引いて残った部分です。その利益が、売上に対して何%かを表すのが利益率です。
値下げ交渉に応じて利益率が20%を割るのであれば、薄利多売となり、副業としては成立しません。
副業として行うのであれば、常に利益率20%を下回らないように意識して、値下げ交渉に応じていきます。
コメントでの値下げ交渉をされた場合は、基本的には交渉に応じず「いいね強気」交渉で臨みます。
また、交渉された値下げをしても利益率が20%以上の場合もあります。
利益率20%以上の交渉の場合、コメントでの値下げ交渉は「じらし」交渉、オファー機能での交渉は交渉成立がおすすめです。
値下げ交渉のおすすめ対応値下げ交渉 | コメントでの値下げ交渉 | オファー機能での値下げ交渉 |
利益率20%以下 | 「いいね強気」交渉 | 交渉不成立 |
利益率20%を確保 | 「じらす」交渉 | 交渉成立 |
交渉術1:「いいね」が多い商品は強気に
値下げ交渉される場合、商品の「いいね」が8以上ある場合は、値段交渉に強気に応じるべきです。
コメントで値下げ交渉をすると、「いいね」しているユーザーに通知がいきます。
その通知がきたユーザーが、値引き交渉が成立する前にハイエナ購入することもあるため、値下げには応じないという選択肢もあります。
また、値下げ交渉に応じないことで、値下げを待ってから買おうと思っているユーザーに対して、値下げしないことを宣言できます。
これにより、利益を高めた状態で取引を行うことができます。
一方で「いいね」が0~7の場合、利益率が10%以上であれば価格交渉に応じることも時にはありです。
さらに詳しく!
利益率が20%を下回る価格交渉でも、商品がなかなか売れずに3ヶ月以上残ってしまう場合は、商品の回転率をあげるために売りさばくのも作戦としてありです。
経験上、「いいね」が少ない商品の価格交渉を断ると、チャンスを失い長い時間商品が売れなくなります。いいねが8以上から強気に攻めましょう。
交渉術2:値下げ交渉はあえて「じらす」
ユーザーからコメント上で値下げ交渉をされた時に、ユーザーを「じらす」ことも利益を増やす上では大事な戦略です。
あまりいい表現ではありませんが、コメントをすぐ返さずに最大12時間放っておくことが非常に重要です。
これの狙いは、値下げ交渉当事者がしびれを切らすのを待つことと、値下げ交渉者以外のハイエナを待つことです。
メルカリの仕組み上、コメント上で値下げ交渉が行われた場合、商品を「いいね」したユーザーにも通知がいきます。
「いいね」したユーザーからすれば、「自分が気になった商品が、別の人との値下げ交渉で売れてしまう!」という、ある種の強迫観念にかられます。
一方で、値下げ交渉当事者は、返事を待っている間にハイエナされないかと心配になります。
その心理の溝をつき、あえて価格交渉は寝かせるべきです。
そうすると、値下げ交渉を受けている最中に、出品価格そのままでハイエナされたり、しびれを切らした値下げ交渉者に出品価格で売れたりと、値下げせずとも商品が売れることがあります。
ここがポイント!
12時間以上コメント返信しないと「対応が悪い」「誠実じゃない」と判断されることがあります。そのため、12時間以内に返事するのがベストです。
まとめ 30秒でこの記事が理解できる!
メルカリの値下げ交渉は、コメント欄で行います。
値下げ交渉を受けるかどうかの判断基準は「利益率20%」であり、それを下回る転売は基本的にはやるべきではありません。
また、利益率20%以上で交渉された場合も、「いいね」が8以上ある場合は強気で交渉することができます。
コメント上で値下げ交渉をされた時に、ユーザーを「じらす」ことも利益を増やす上では大事な戦略であり、利益を増やす裏ワザです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。