税金

ガソリンや軽油に消費税はかかる?ガソリン・軽油にかかる税金を徹底解説!

こんな悩みはありませんか?

  • ガソリンに消費税がかかっているのか知りたい
  • ガソリンにどんな税金がかかっているのか知りたい
  • ガソリンと軽油にかかる税金の違いについて知りたい

自動車の走行に必要不可欠なガソリンや軽油ですが、これらに消費税がかかっていることはご存じでしょうか?

ガソリンには消費税の他にも、ガソリン税や石油税が課せられています。

また、軽油はガソリンに比べて安価に販売されていますが、その原因は実は税金にあります。

ガソリンと軽油では、課せられている税金の種類も消費税の考え方も違います。

本記事では、ガソリンと軽油にかかる税金と、それらにかかる消費税の違いについて解説します。

それでは本編をどうぞ。

ガソリンに課される税金

ガソリンには「ガソリン税」「石油税」「消費税」の3種類の税が課されています。

ガソリン税とは「揮発油税」と「地方揮発油税」の総称で、道路整備のために使用される目的税として制定されました。

2009年の税制改正により、現在では普通税となっています。

ガソリン税の税額は、揮発油税が1リットルあたり48.6円、地方揮発油税が5.2円で合計すると1リットルあたり53.8円です。

本来、揮発油税は1リットルあたり24.3円、地方揮発油税が4.4円でしたが、2008年に道路整備の財源不足を補うため、暫定的に税額が上がりました。

2010年にこの暫定税率は廃止されたものの、代わりに特例税率が創設され、ガソリン税の合計は変わらず1リットルあたり53.8円のままとなっています。

石油税は、日本国内で消費される石油製品に対して課される税であり、正式名称を石油石炭税といいます。

石油税の税額は、1リットルあたり2.8円です。

さらに詳しく!

沖縄県では「沖縄の復帰に伴う特別措置に関する法律」により、ガソリン税が1リットルあたり7円減税されています。

「沖縄県石油価格調整税条例」により1.5円余分に徴収されているものの、合計では5.5円の減税となっています。

軽油に課される税金

軽油には「軽油引取税」「石油税」「消費税」の3つの税が課されています。

軽油引取税とは、軽油を引き渡す行為に対して課税されるもので、道路整備のために使用される目的税として制定されました。

しかし、こちらもガソリン税と同じく2009年の税制改正により、現在では普通税となっています。

軽油取引税の税額は1リットルあたり32.1円です。

ガソリン税同様に上記の税額も暫定のものであり、元々は1リットルあたり15円だったものが、現在は特例税率のために税額は1リットルあたり32.1円とされています。

石油税の税額は、ガソリンに課されているものと同じく、1リットルあたり2.8円です。

ガソリンと軽油の消費税

ガソリンと軽油には、どちらにも現在の消費税率である10%の消費税が課せられています。

しかし実際には、消費税の課される部分が異なり、価格の差が生まれる原因となっています。

ガソリンにおける消費税の考え方

ガソリンにおいては、本体価格とガソリン税・石油税を合わせた合計金額に消費税をかけて計算します。

これは、すでに税金が課されているものに、さらに消費税を課していると考えられており、二重課税として長年問題視されてきています。

一方で政府は、ガソリン税や石油税は石油会社の負担であり、消費税はガソリンを購入した消費者の負担であるため、二重課税ではないとしています。

とはいえ、コストが上がって石油会社による売値が上がれば、その負担を受けるのは消費者であるため、見直しを求める声は後を絶たないようです。

軽油における消費税の考え方

軽油における消費税は、本体価格と石油税を合わせた金額に消費税がかかります。軽油引取税に消費税は課税されません。

政府の見解では、軽油の製造にかかる税金は石油税のみとしているようです。

軽油にかかる軽油取引税は、ガソリン税に比べてそもそも低いこともあり、ガソリンとの価格が大きく開いている原因となっています。

石油関連の税金は他にもある

ガソリン税、石油税、軽油引取税のほかにも石油に関する税金はいくつかあります。

例えば、輸入原油および輸入石油製品に課される「原油関税」「石油製品関税」、原油および各石油製品に課される「石油ガス税」「航空機燃料税」などです。

これら7種類を合わせて石油諸税といいます。

名称課税の対象税率
原油関税原油0.215円/L
石油製品関税輸入石油製品ガソリン 1.4円/L
軽油 1.27円/L
灯油 0.57円/L
石油ガス税(LPガス税)LPG車の燃料となる石油ガス17.5円/kg
航空機燃料税航空ガソリンなど航空機燃料26円/L

まとめ この記事が30秒で理解できる!

ガソリンには、ガソリン税(揮発油税と地方揮発油税)・石油石炭税・消費税の3つが課税されており、軽油には、軽油引取税・石油石炭税・消費税の3つが課税されます。

またガソリンの消費税は、本体価格にガソリン税と石油税を合わせた合計金額に課されますが、軽油では本体価格と石油税を合わせた金額にのみ消費税が課されます。

軽油の軽油引取税には消費税がかからないので、ガソリンより軽油の方が安価になるというわけです。

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TKG

ライター未経験ながら2020年ブログ執筆開始。税金や就業規則の記事を担当しています。 とっつきにくい分野のため、わかりやすい言葉で解説することを心がけてます。

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