こんな悩みはありませんか?
- iPadを安く利用したい
- データシェアプランが何なのか知りたい
- データシェアプランで維持費がいくらになるのか知りたい
iPadの新規利用を考えてる方で、不安の種はその維持費ではないでしょうか?
本体の価格もそうですが、データ通信を行うためにはSIMカードの購入やキャリア契約が必要となります。
昨今、SIMカードの販売にはさまざまな企業が参入しており、格安のものなどが出回っています。
しかし、場合によっては通信状態が劣悪であったり、保証等のサービスが信用に足らないといったことも多くあります。
そこで今回は、大手キャリアの提供するデータシェアというサービスを紹介します。
データシェアを利用すれば、スマホとデータ量を共有することができ、月々1,100円程度でiPadの利用が可能になります。
今回は、データシェアの詳細と各キャリアの特徴について解説していきます。
それでは本編をどうぞ。
データシェアとは
データシェアとは、スマホのデータ量をiPadとシェアすることができるサービスのことです。
通常、iPadを利用する場合、単体の料金プランで契約を結ぶ必要があります。
データ量が1GBのプランであれば月額1,000円程度であり、20GBのプランであればスマホ代と変わらないほどの価格帯となります。
しかし、データシェアを利用すれば、少ないデータ量の契約をしながら、より多くのデータ通信をiPadで行うことができます。
例えば、「スマホの月間データ量が20GB、iPadの月間データ量が1GB」という契約していた場合、iPadは1GBしか使うことができません。
しかしデータシェアを利用すれば、スマホのデータ量20GBのうち、その一部をiPadのデータ量として使うことができます。
つまり、1GB分の料金なのに、1GB以上のデータ通信をすることができるというわけです。
どのキャリアでも、月々1,100円程度でタブレットの運用ができるようになるので、非常に魅力的なサービスといえます。
auの場合
auでiPadを契約する場合、選べるプランは「タブレットプランライト 5G/4G」「タブレットプラン20」の2種類です。
「タブレットプランライト 5G/4G」は、月額1,100円で1GBでのデータ通信ができます。
「タブレットプラン20」は、月額6,050円で20GBのデータ通信ができます。
ここで、auの代表的なプランである「使い放題MAX 5G/4G」でスマホを契約しているとします。
「使い放題MAX 5G/4G」は、月額4,928円でデータ使用量が無制限です。
「タブレットプランライト 5G/4G」のタブレット契約に、そのスマホのデータ量をシェアすればiPadは月額1,100円で20G以上の利用ができることになります。
スマホのプランと合計しても6,028円なので、「タブレットプラン20」と比べても維持費は安く抑えられます。
softbankの場合
softbankでiPadを契約する場合、選べるプランは「データシェアプラン」「データ通信専用50GBプラン」の2つです。
「データシェアプラン」は、月額1,078円でsoftbankで契約しているスマホとデータをシェアする前提のプランであり、このプラン自体に利用可能なデータ容量はありません。
「データ通信専用50GBプラン」は、月額5,280円で50GBのデータ通信が可能です。
softbankの代表的なスマホプラン「メリハリ無制限」は月額4,928円でデータ利用が無制限というものです。
softbankのデータシェアは、上限が30GBと決められているため、「スマホ+データシェア」よりも「データ通信専用50GBプラン」の方がデータ通信料のコスパは高いといえます。
しかし、すでにsoftbankでスマホを契約している場合には、追加1,100円でiPadが利用できるということです。
したがって、softbankでiPadを契約する場合は、iPadの使用量が30GB以内であれば「データシェアプラン」、30GB以上であれば「データ通信専用50GBプラン」がお得になります。
docomoの場合
docomoでiPadを契約する場合に選べるプランは、「データプラス」の1つだけです。
「データプラス」は、月額1,100円でスマホのプラン「ギガホ」または「ギガホライト」とセットで契約することを前提としたプランです。
「データプラス」自体にデータ量はなく、セットとなるスマホのデータ量に依存する形となります。
スマホプランの「ギガホ」は月額4,818円で60GBまでデータ通信ができるプランなので、「データプラス」を契約した場合の合計は5,918円となります。
すでにdocomoでスマホの契約がある場合は、追加1,100円でiPadが利用できることになりますが、スマホ契約がない場合はiPadのみの契約ができないので注意が必要です。
iPadを選ぶ際の注意点
iPadにはWi-Fiモデルとセルラーモデルという2つのモデルがあります。
Wi-Fiモデルとは、Wi-Fiに接続してデータ通信を行うモデルのことです。
このモデルは、セルラーモデルよりも本体価格がやや安い分、SIMカードを利用することができません。
一方でセルラーモデルとは、SIMカードを挿入して4Gや5GなどのLTE回線を使ったデータ通信ができるモデルです。
簡単に言うと、場所を選ばずスマホのように使用できるのがこのモデルです。
各キャリアで取り扱っているiPadは、このセルラーモデルであり、データシェアが利用できるのもこのセルラーモデルのみです。
Wi-Fiモデルでは、データシェアを利用することができないので、購入の際は注意して選ぶようにしましょう。
まとめ この記事が30秒で理解できる!
大手キャリアのデータシェアプランを利用すれば、いま使っているスマホ代にプラス1,100円程度でiPadを利用することができます。
契約内容もとてもシンプルでシェアプランは申し込んですぐにデータ通信を楽しむことができます。
大手キャリアのスマホをお持ちでiPadを使いたい方はデータシェアプランを検討してみてはいかがでしょうか?