こんな悩みはありませんか?
- ENEOSでんきの料金が知りたい
- ENEOSでんきのデメリットが知りたい
- ENEOSでんきの特典が知りたい
「ENEOSでんき」は、にねんとくとく割という電気代割引サービスや、ENEOSカードで支払うと電気代200円毎に1ポイントのTポイントが貯まる、提携しているカードでより多くのポイントが貯まるといった特徴がある電力会社です。
節約がしにくい電気をあまり使わない1人暮らしの方でも電気代を節約でき、電気を使うだけお得です。
実際に、平均的な利用料と割引サービスを併用することで1人暮らしの方は年間1,238円程度の節約が可能です。
また電気使用量の多いご家庭の場合だと、年間で約10,884円の節約をすることができます。
今回は、ENEOSでんきの料金、割引サービスとお得な特典、メリット・デメリットまで詳しく解説します。
それでは、本編をどうぞ!
電気料金の仕組みと節約についてはこちらで詳しく解説しています。 続きを見る
電気料金の仕組みを比較!今より8,000円安くする方法を解説!
目次
ENEOSでんきのお得な特典
電気代をENEOSカードや特別提携している各種カードで支払うことで、さまざまな特典を受けられます。
例えば、支払い料金に応じたポイントが貯まったり、電気代の割引を受けたりすることができます。
また、ENEOSカードや提携カードからの支払いでなくても、電気料金200円ごとに1ポイントのTポイントが貯まります。
ENEOSカード・シナジーカード
ENEOSが提供しているENEOSカードを使って電気代を支払うことで、同系列のお店や電気代の割引を受けることができます。
ENEOSカードにはいくつかの種類があり、カードの種類によって割引の内容が異なります。
カードの種類 | 特典 |
ENEOSカード S / P / C / NICOS | ガソリン・軽油・灯油代が1円/L割引 |
ENEOSカードCB / シナジーカード | 毎月電気料金100円割引 |
特別提携カード
ENEOSと特別提携している企業のカードで電気料金を支払うと、提携しているカードにポイントやマイルが通常よりも多く貯まります。
例えばビューカードの場合、通常1000円毎に5ポイントしか貯まらないところ、2倍の10ポイントがもらえます。
ENEOSでんきに切り替えた場合、確実に下記のカードがあるか確認してください。
下記のカードがない場合は、新しく作ってもいいかもしれません。
カード種類 | ポイント優待 |
ANAカード | 200円につき1マイルを自動で積算 |
ビューカード | 通常1,000円につき5ポイントが10ポイント(2倍) |
ティーエスキュービックカード | 通常1,000円につき10ポイントが15ポイント(1.5倍) |
レクサスカード | 通常1,000円につき10ポイントが15ポイント(1.5倍) |
エポスカード | 通常200円で1ポイントが2ポイント(2倍)、ゴールド・プラチナは4ポイント(4倍) |
エムアイカード | 通常200円で1ポイントが100円につき1ポイント(2倍) |
dカード | 通常の100円で1ポイントに加えて200円毎に追加1ポイント(1.5倍) |
楽天カード | 通常の100円で1ポイントに加えて、200円毎に追加1ポイント(1.5倍) |
セブンカード・プラス / セブンカード | 通常200円で1ポイントが200円につき2ポイント(2倍) |
ENEOSでんきの料金
ENEOSでんきの供給エリアが北海道~九州まで広がり、より多くの方が契約することができるようになりました。
ENEOSでんきの料金の特徴は、共通して基本料金が従来の電力会社とほとんど同じで、従量料金は従来の電力会社より安いことです。
つまり、電気の使用量が多ければ多いほどお得になるということです。
時間帯や曜日によって料金が変わるシステムではなく、電気の使用量によって電気代が算出されるので節也額のイメージもしやすいのではないでしょうか。
今回紹介するのは、東京電力エリアの「東京Vプラン」と「にねんとくとく割」です。
にねんとくとく割は、2年以上の契約を条件に従量料金が安くなるお得な割引です。
解約せず、2年以上ENEOSでんきを利用する方は、かなり割引を受けられるので、かなりお得です。
基本料金
ENEOSでんきの「東京Vプラン」は東京電力「従量電灯B」と基本料金が同じです。
ENEOSでんきは、基本料金からの節約は期待できません。
契約容量 | 基本料金 |
10A | 286円 |
15A | 429円 |
20A | 572円 |
30A | 858円 |
40A | 1,144円 |
50A | 1,430円 |
60A | 1,716円 |
従量料金
東京電力「従量電灯B」とエネワンでんき「Bプラン」では、120kWhまでの従量料金は同じです。
121kWh~300kWhの間では1kWh毎に1円94銭ずつ安くなり、301kWh以降では1kWh毎に4円35銭ずつ安くなります。
電気の使用量が少ない人の場合は、差額が開きにくいですが、にねんとくとく割もあるので、基本的に高くなるということはありません。
契約容量 | 東京電力 従量電灯B | ENEOSでんき 東京Vプラン | 差額 |
~120kWh | 19円88銭 | 19円88銭 | 0円 |
121kWh~300kWh | 26円48銭 | 24円54銭 | 1円94銭 |
301kWh~ | 30円57銭 | 26円22銭 | 4円35銭 |
にねんとくとく割
にねんとくとく割は、各エリアのプランまたは東京Vプランを契約で、にねんとくとく割を申し込んだ方が対象です。
にねんとくとく割とは、2年以上の継続利用を条件に、適用開始から24ヶ月間の電気代を割引するサービスです。
2年目(24か月目)までは1kWhあたり0.2円、3年目(25ヵ月目)以降は1kWhあたり0.3円が割引されます。
ただし、デメリットとして更新月以外に解約してしまうと、加入年数に関係なく、解約手数料として1,100円(税込)かかりますのでご注意ください。
更新月とは、契約から23か月目と24か月目のことを指し、最初の請求が2022年4月に来た場合、更新月は2024年の2月と3月になります。
この期間中に解約手続きを行わなかった場合、契約は自動更新となります。
ここに注意!
引っ越しなどを理由に解約する場合でも解約手数料は発生します。ただし、引っ越し先でもENEOSでんきを使う場合には、解約手数料はかかりません。
ENEOSでんきでどれくらい安くなるのか
実際に、ENEOSでんき「東京Vプラン」と東京電力「従量電灯B」とでは、月々や年間でどれくらい安くなるのかを比べてみます。
1人暮らしの場合
1人暮らしにおける平均的な電力使用量は、30Aで月に100kWh~200kWh程度です。
電気使用量が150kWhだった場合で、にねんとくとく割に加入していないと、月々の差額は58円ほどで、年間では約698円の節約になります。
また、にねんとくとく割を適応すれば、24か月目まで月々30円割引されるので、年間だと360円引きとなり、合計1,058円の節約となります。
これが25か月目以降の場合だと、月々45円引きになるので、年間だと540円引きとなり、節約できる金額は約1,238円となります。
さらに電気使用量が多ければ、2000円以上の節約が見込めるので、ENEOS電気は一人暮らしの方でも十分お得に利用できるといえます。
なお、下記の表ではにねんとくとく割は含適応していないので、より節約額は多いです。
電気使用量 | 東京電力 従量電灯B | ENEOSでんき 東京Vプラン | 差額 |
100kWh | 2,846円 | 2,846円 | 0円 |
150kWh | 4,038円 | 3,979円80銭 | 58円20銭 |
200kWh | 5,362円 | 5,206円80銭 | 155円20銭 |
4人家族の場合
4人家族での平均的な電力量は、50Aで電力使用量が月に350kWh~450kWhほどです。
電気使用量が400kWhの場合、月々の差額は787円ほどで、年間だと約9,444円の節約になります。
また、にねんとくとく割を適応すれば、24か月目までは月々80円が割引され、年間では960円引きとなるので、合計10,404円ほどの節約となります。
これが25か月目以降の場合だと、月々120円引きになるので、年間だと1,440円引きとなり、節約できる金額は約10,884円となります。
年間10,000円以上の割引が見込めるので、従来の電気会社を利用している方は十分に乗り換える価値があるといえるでしょう。
電気使用量 | 東京電力 従量電灯B | ENEOSでんき 東京Vプラン | 差額 |
300kWh | 8,582円 | 8,232円80銭 | 349円20銭 |
350kWh | 10,111円 | 9,543円80銭 | 567円20銭 |
400kWh | 11,639円 | 10,854円80銭 | 784円20銭 |
450kWh | 13,168円 | 12,165円80銭 | 1,002円20銭 |
500kWh | 14,696円 | 13,476円80銭 | 1,219円20銭 |
ENEOSでんきのメリット
ENEOSでんきは1人暮らしの方、家族の方でも、電気代を節約できることが最大のメリットです。
2年以上の契約の継続を条件に「にねんとくとく割」で電気代をより節約することができるので、ENEOSでんきに切り替えた場合は2年以上の契約をすることをお勧めします。
供給エリアは全国に広がり、現在ではほとんどの方がENEOSでんきに切り替えることができます。
ENEOSと提携していカードで電気代を払うと提携しているカードのポイントやマイルが通常より多く貯まり、ENEOSでんきを使って電気代を払うと同系列のお店や電気代の割引を受けれられます。
ここでは、電気代を節約できるだけでなく、お得な特典がありましたが、他にもあるENEOSでんきのメリットを紹介します。
メリット1.駆けつけサービスがある!
電気で困ったら駆けつけサービスが24時間365日、電話で受け付けてくれます。
従来の駆けつけサービスが1万~2万かかるところがENEOSでんきでは0円ですので、その時点でかなりお得です。
例として、電気がつかない、電球交換やコンセントが使えないといったことで連絡してください。
電池交換は年に3回までが無料、電池交換は事前に用意しておくようにして下さい。
メリット2.違約金が発生しない!
ENEOSでんきは、にねんとくとく割ではない限り解約金は発生しません。
他社の電力会社に切り替えることを考えて長期契約しない方は、割引は受けられませんが、その分解約金がかかりません。
反対に、にねんとくとく割を解約する場合は、解約金が発生します。ENEOSでんきを解約するときは契約したプランを確認してから解約してください。
電力会社を選ぶ大切なポイントの1つが、契約時と解約時で料金が発生しないかです。思った以上に電気代が安くならず使っている電力会社を解約したいときでも解約金がないと安心して電力会社を切り替えられます。
ENEOSでんきのデメリット
ENEOSでんきに切り替えた場合かなり多くのメリットがありますが、ENEOSでんきのデメリットは、どんなものが挙げられるでしょうか。
それでは、解説していきます。
デメリット1.にねんとくとく割では違約金が発生してしまう
ENEOSでんきのプランでは解約金がかかりませんと説明しましたが、2年以上の継続した契約になるねんとくとく割では更新月以外の解約で1,100円の解約金が発生しますのでご注意ください。
お試しで使ってみたいという場合には、にねんとくとく割は違約金がかかるためおすすめできません。
ですが、にねんとくとく割は電気代が安くできるので、長期契約で解約しない自信のある方は、ENEOSでんきに切り替えた時ににねんとくとく割にしてください。
電力会社を切り替えるにあたって解約金があるかどうかは大事なポイントとなるので、事前に調べるようにしてください。
デメリット2.カードによってはガソリンの割引をされない。
ENEOSでんきと契約でガソリンの割引が受けられるのは、ENEOSカードとシナジーカードでの支払いの場合に限ります。ENEOSでんきの電気代の支払いをENEOSでんき以外で行う場合はガソリンは割引されません。
電気代の支払いをENEOSカードにする場合、ガソリンの割引か電気代が毎月100円割引されます。
ENEOSでんきは該当するカードであれば、ポイントが貯まり、ENEOSカードで電気代を支払うとガソリンの割引かまいません100円割引されるということです。
30秒でこの記事がわかる
ENEOSでんきは、電気の使用量が多ければ多いほどお得になります。
にねんとくとく割を適応することで、一人暮らしでも年間1,238円程度、ご家族でお住いの方だと年間で約10,884円の節約をすることができます。
ただし、にねんとくとく割は2年間の契約が前提であり、更新月以外での解約には1,100円の解約手数料がかかるので、注意が必要です。
またENEOSでんきには、電気料金200円毎にTポイントが1ポイントついたり、ENEOSカードや提携カードで支払うことで通常よりも多くポイントを貯める、ガソリンの割引、電気代が毎月100円引きになるなどの特典もあります。
ENEOSでんきのサービスはかなり充実しているので、電力会社の切り替えを考えている方は候補の一つにしてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。