こんな悩みはありませんか?
- フリマアプリに出品している商品をなるべく高く売りたい
- フリマアプリの販売利益を上げたい
メルカリをはじめとするフリマアプリでは、商品の販売価格を工夫するだけで、商品の売上、利益は大きく変わります。
今回の記事では、売上と利益を大きくする販売価格のテクニックを紹介します。
フリマアプリの中で一番ユーザー数や取引数の多いメルカリを例に紹介しますが、基本的にどのフリマアプリでも通用するテクニックなので、ぜひ参考にしてください。
また、主に転売ヤー目線で記事を書きますが、自分の不用品を売る際などにも十分生かせるテクニックとなっています。
テクニック1. 利益率50%から販売開始する
フリマアプリで販売した商品の利益を確保するため、利益率50%から販売開始することがおすすめです。メルカリなどのフリマアプリは販売価格を気軽に変更できるので、まずは利益率50%で出品してみます。
利益率の計算は以下の通りで、売上に対する利益の割合を表しています。
利益率の計算
利益 ÷ 売上 × 100 = 利益率
利益率は、50%から開始しますが、最終的に20%を下回らないことが利益を守るうえで重要です。しかし、最初から利益率20%に設定すると価格交渉に応じられないので50%から開始します。
利益率50%から商品販売を開始し、毎日100円値下げしましょう。利益率50%に近い段階で売れることもありますが、値下げをしていく過程で「いいね」が集まります。
販売価格を値下げすることで、メルカリでは商品が最新ページに再表示されます。また、商品に「いいね」をした見込み客に値下げしたことが通知されるため、値下げすることで売れやすくなる状況になります。
テクニック2. 大台割れ価格を使う
1,000円や2,000円などのキリの良い販売価格から、980円や1,980円に変更すると購買意欲が大きく変わります。
販売価格を「8」で終わる端数価格表示にすると、購買意欲が掻き立てられます。「1,000円」で販売するものを「980円」というキリの悪い販売価格にすると、「千円」という大台を意識させない点で、消費者の心理的抵抗が少なくなります。これを心理学の用語で「大台割れ価格」と呼びます。
「1,000円」が「980円」になるスケールメリットはたった「20円割引」ですが、「650円」が「550円」の「100円割引」よりもインパクトが強くなるのです。
また、同様に「3,000円」も「2,980円」のような価格設定にしましょう。
テクニック3. 複数購入でお得感を演出する
メルカリでは複数購入でお得感を出すことができます。「2点目1,000円引き」や「2点購入で合計額から10%OFF」などと2点購入することでお得になることを伝えます。
複数購入を促すことで、利益率50%の値段設定から視線を分散させて、2点購入だと安くなるという印象にすり替えることをします。
あくまで複数販売で割引となることで、単品の利益は守りながら、複数販売することで売上も上がる一石二鳥の仕組みです。
複数販売で割引になる旨は、メルカリなどの商品文に書きこみます。以下にテンプレートを記載するのでご自由にお使いください。
複数購入のテンプレート
2点以上の同時購入で、2点目から1点ごとに〇〇円引きになります。同時購入の際は、コメントで「商品名か商品URL」と「同時購入したい旨」をお送りください。
まとめ この記事が30秒で理解できる!
今回は、売上と利益を大きくする販売価格のテクニックについて説明しました。
テクニックは、大きく分けて3つあります。
- 利益率50%から販売開始する
- 大台割れ価格を使う
- 複数購入でお得感を演出する
ほんの少し工夫で、売れ行きは大きく変わるので、ぜひ試してみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。