こんな悩みはありませんか?
- 楽天ポイントを現金化する手段を教えて欲しい
- 楽天ポイントの「通常ポイント」と「期間限定ポイント」ってどう違うの?
楽天ポイントには有効期限があるため、現金化の手段を知ることでポイント失効の機会損失を防ぐことができます。
この記事では、楽天ポイントの基礎知識として「通常ポイント」と「期間限定ポイント」の違いや、それぞれの現金化の方法を6つまとめています。
特に、「RakutenスーパーSAIL」やSPU(スーパーポイントアッププログラム)で取得できるポイントは、有効期限が短いので、この機会に現金化の方法を知っておくことがおすすめです。
ポイントとはいえ、1ポイント=1円の価値があるので、無駄にならないように活用しましょう。
それでは、本編をどうぞ!
目次
楽天ポイントの基礎知識
一口に楽天ポイントといっても「通常ポイント」と「期間限定ポイント」があります。
どちらも1ポイント=1円で換金できることに変わりありませんが、有効期限や現金化できる手段が異なります。
また、楽天ポイントは楽天の会員ランクによって利用できる上限が異なるので、たくさん使いたい方はランクを上げる必要があります。
1ポイント=1円の換算になる
楽天ポイントは1ポイントが1円の価値のあるポイントで、基本的には100円が1ポイントとして計算されます。
「楽天スーパーポイント」や「Rポイント」と表記されることもあります。
主に楽天市場で買い物をしたときに付与されるポイントですが、別記事で紹介しているようなSPU(スーパーポイントアッププログラム)を利用することで、最大16%まで還元率を高められたり、CMで流れる「RakutenスーパーSAIL」楽天が開催するキャンペーン期間に利用することで数倍のポイントが得られます。
また、予約している商品の購入や定期購入などに関しても1%が付与されるため、楽天市場で商品を購入すれば原則1%付与されます。
ここがポイント!
同じ商品であっても、店舗によって倍率を独自でアップしていることもあります。高倍率のポイントを狙うなら、購入したい商品で複数店舗を覗いてみるといいでしょう。
通常ポイントと期間限定ポイントの2種類がある
楽天ポイントは、「通常ポイント」と「期間限定ポイント」の2つの種類があります。
「通常ポイント」は、楽天市場で商品を購入したり、楽天のサービスを利用することで通常ポイントが得られるほか、提携しているショップで買い物することでたまります。
通常ポイントの有効期限は1年間ですが、1年以内に新たにポイントを獲得すると、さらに1年間延長されるため、実質的にポイントの有効期限はほとんど無いといえます。
一方で「期間限定ポイント」は、「RakutenスーパーSAIL」などの高還元キャンペーンで付与されるポイントや、SPUプログラムを使い付与されるポイントが該当します。
期間限定ポイントは、月末で失効するポイントだけではなく、15日間を過ぎると失効してしまうポイントもあるので、早めに利用することがおすすめです。
SPUポイントは、以下の通り多くが期間限定ポイントの対象になるので注意が必要です。
サービス | SPUポイント | ポイントの種類 |
楽天市場 | 1% | 通常ポイント |
楽天カード | 2% | 1%通常ポイント+1%期間限定ポイント |
楽天プレミアムカード・楽天ゴールドカード | 2% | 1%通常ポイント+1%期間限定ポイント |
楽天市場アプリ | 0.5% | 期間限定ポイント |
楽天銀行+楽天カード | 1% | |
楽天保険+楽天カード | 1% | |
楽天証券 | 1% | |
楽天モバイル | 1% | |
楽天ひかり | 1% | |
楽天Pasha | 0.5% | |
楽天ブックス | 0.5% | |
楽天Kobo | 0.5% | |
Rakuten Fashion | 0.5% | |
楽天ビューティー | 1% | |
楽天トラベル | 1% | |
楽天TV(Rakuten パ・リーグ Special) | 1% | |
楽天でんき | 0.5% |
会員ランクにより利用上限が異なる
楽天ポイントは、「一般(レギュラー)」から始まり、ポイントの獲得数や獲得回数に応じて「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「ダイヤモンド」と5つの会員ランク制度を設けています。
会員の条件は以下の通りです。
会員ランク | 条件 |
一般会員 | 楽天市場で取引をする会員 |
シルバーランク会員 | 過去6ヶ月で200ポイント以上、かつ2回以上ポイントを獲得 |
ゴールドランク会員 | 過去6ヶ月で700ポイント以上、かつ7回以上ポイントを獲得 |
プラチナランク会員 | 過去6ヶ月で2,000ポイント以上、かつ15回以上ポイントを獲得 |
ダイヤモンドランク会員 | 過去6ヶ月で4,000ポイント以上、かつ30回以上ポイントを獲得、かつ楽天カードを保有 |
会員ランクに応じて、1回の支払いで利用できるポイント数と、1ヶ月で利用できるポイント数が異なりますが、「一般」から「プラチナ」会員までは上限が同じです。
つまり、最上位の「ダイヤモンド」だけが上限が異なります。
会員ランク | 1回の支払いで利用できるポイント上限 | 1ヶ月に利用できるポイント上限 |
一般会員 | 30,000ポイント(3万円相当)まで | 100,000ポイント(10万円相当)まで |
シルバーランク会員 | ||
ゴールドランク会員 | ||
プラチナランク会員 | ||
ダイヤモンドランク会員 | 500,000ポイント(50万円相当)まで | 500,000ポイント(50万円相当)まで |
楽天ポイントからEdyやANAマイル等へのポイント交換する際などは、上限ポイントが異なります。
楽天ポイントの現金化の方法
楽天市場で頻繁に買い物をする方や、商品を仕入れる方であれば、商品の購入に充てることが望ましいですが、特に期間限定ポイントは有効期限が短いので失効してしまう可能性があります。
楽天が全国の20~60歳の男女1,076人を対象に行った「2021年 ポイントに関する調査」によれば、直近1年間で、3割以上の消費者がポイント失効経験があるそうです。
ポイントという表現ですが、実質的には1ポイント=1円の価値があるものなので、失効するくらいであれば現金化してしまう方がいいでしょう。
とはいえ、特に「期間限定ポイント」は「通常ポイント」と比較して現金化する手段が限られているので、うまく活用しないと損をしてしまうので注意してください。
通常ポイントを現金化するおすすめの方法
「通常ポイント」は、現金化する方法が豊富に用意されています。
「期間限定ポイント」ではできない現金化の方法として、楽天カードの引き落としに充てる方法と、楽天証券のポイント投資に充てる方法の2つを紹介します。
楽天カードの引き落としに充てる
楽天カードが提供する「ポイントで支払いサービス」は、通常ポイント1ポイント=1円で当月請求分のカード支払いに充てることができます。
手続き自体も簡単で、楽天e-NAVIにログインし、使いたいポイント数を設定するだけです。
楽天カードを使って、楽天サービス以外で支払った金額に対しても、ポイントを充当できるのが大きなメリットです。
また、楽天ポイントを使って支払ったとしても、支払い金額全体に対して楽天ポイントがもらえます。
例えば、10万円の請求に対して、10万円全部を楽天ポイントで支払っても、1ポイントも使わなかったとしても、1,000ポイントもらえます。
注意点は、毎月12日~最長24日までしか申し込みできず、それを過ぎてしまうとその月はポイントが使えません。
期限は登録している金融機関によって異なりますが、楽天銀行の場合は最長24日が申し込み期限です。
楽天証券のポイント投資に利用する
楽天証券の投資信託、国内株式(現物)、バイナリーオプションの取引に、通常ポイントを使い投資できます。
将来のために投資を始めたいと思っても、お金を使うのはなかなか抵抗がありますよね。
楽天ポイントは、買い物の副産物で貯まったポイントのため、投資資金としてのハードルはぐっと下がるでしょう。
国内株式やバイナリーオプションはハードルが高くなってしまうため、投資未経験の方は小額からできる投資信託がおすすめです。
楽天ポイントを使えば100ポイントから投資信託がはじめられるので、ポイント総数が少なくても投資できます。
特におすすめは、毎月500円積み立てる「積立方式」を利用することです。
楽天証券で毎月500円以上積み立てると、SPUの達成条件を満たし、楽天ポイントが1%上乗せされます。
500円の積み立ての場合、毎月1ポイント以上ポイントを利用することができるので、月によっては1ポイント利用し、残り499円は現金で支払うこともできます。
期間限定ポイントを現金化するおすすめの方法
期間限定ポイントは、通常ポイントのように楽天カードの支払いに充てたり、楽天証券でつかうことができません。
しかし、実質的に現金化することが可能なので、その方法を4つ紹介します。
楽天ペイのポイント払いで利用する
楽天ペイとは、楽天が運営しているキャッシュレスサービスのことです。
楽天ペイのアプリを無料ダウンロードすることで、全国のコンビニエンスストアやドラッグストア、家電量販店など様々な店舗でキャッシュレス決済ができるほか、オンライン決済も可能です。
楽天ポイントだけでなく、各種クレジットカードや、楽天e-NAVIからチャージして利用することができます。
また、Suicaの代わりとしても利用できるため、たまった楽天ポイントを交通費に使うこともできます。
楽天ペイ-かんたん、お得なスマホ決済アプリ!
App Store:インストール(無料)
Google Play:インストール(無料)
楽天市場で商品券やギフトカードを購入する
期間限定ポイントは楽天市場で使用できるので、商品券やギフトカードに変える手段もあります。
その場合、若干値段が下がってしまいますが、実質現金の代わりとして使用できます。
百貨店や量販店など、よく使用する商品券やギフトカードに変えておけば、基本的には有効期限が3年間に延長されます。
楽天ふるさと納税で利用する
楽天ふるさと納税とは、自分の意思で応援したい自治体を選んで寄付することができる制度です。
寄付による支援をすることで、税金の還付や「所得控除」と「税額控除」を受けられ、特産品などのお礼の品がもらえる嬉しい仕組みです。
【5分でわかる】ふるさと納税のやり方|2種類の手続き完全ガイド
続きを見る
楽天ふるさと納税の利用は非常に簡単で、以下の手順で行います。
1「かんたんシュミレーター」に個人情報を入力する。
始めに、楽天ふるさと納税のトップページにアクセスし、以下の3点個人情報を入力します。
- 年収
- 家族構成
- 扶養家族
3点の個人情報を入力することで、自分の付与上限金額を調べることができます。
- 年収:450万円
- 家族構成:独身
- 扶養家族:なし
を例に入力した結果が、上図の通りです。
寄付上限額は、54,800円と分かりました。
2寄付上限額に見合った返礼品を選び、寄付する。
適切な寄付上限金額が提示されるため、寄付したい地域や貰いたい返礼品などから寄付する地域を選びましょう。
3必要な書類を提出して控除の申請をする
返品礼を受け取った後は、必要な書類を提出して税金控除の申請を行えば手続きは完了です。
税金控除の申請方法は、以下の2つあります。
- ワンストップ特例制度
- 確定申告
ふるさと納税で寄付したい自治体が5つ以下の場合や、他に確定申告する必要がない場合は「ワンストップ制度」を利用して手続きを行います。
ふるさと納税で寄付したい自治体が6つ以上ある場合や、ふるさと納税以外にも確定申告をする必要がある方は、「確定申告」で手続きしましょう。
楽天クラッチ募金で寄付する
現金化とは少し違いますが、「楽天クラッチ募金」を利用すれば募金することができます。
「楽天クラッチ募金」では、通常ポイントや期間限定ポイントを「1ポイント=1円」として寄付できます。
これまで、「東日本大震災」や「熊本地震被害」「新型コロナウイルス感染症対策支援」など、これまで様々な募金活動を行なっており、募金総額は、2021年3月時点で12億6,000万円を超える規模です。
誰かのためにポイントを使いたいと思う方は、ぜひ楽天クラッチ募金を利用してみてはいかがでしょうか。
まとめ この記事が30秒で理解できる!
今回は、楽天ポイントを現金化する方法を紹介しました。
楽天ポイントは、「通常ポイント」と「期間限定ポイント」の2種類があり、「期間限定ポイント」のほうが現金化する手段が限られています。
通常ポイント | 期間限定ポイント |
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どちらもポイントを無駄にしてしまうと勿体ないので、期限の近いポイントがある方は、現金化して効率よく使ってみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。