※2021年3月に更新しました。サービス終了した「Reduce Go」の内容を削除しています。
こんな悩みはありませんか?
- 毎日お得な食事をして、食費を抑えたい
- 食品ロス(フードロス)問題の解決に協力したい
- 環境に優しい節約方法を教えてほしい
本来食べられるはずのものが捨てられてしまう食品ロス(フードロス)問題が、近年日本で深刻な問題となっているのを知っていますか?
日本では、毎日大量の食品ロス(フードロス)が出ています。
食品ロスは、すぐに解決することが難しい社会問題ですが、1人ひとりの意識を変えて、少しずつ減らしていくことは可能です。
この記事では、私たち1人ひとりが食品ロス(フードロス)問題の解決に協力できるアプリやサービスをご紹介します。
食品ロス問題の解決に協力しながらも、毎日の食事代をお得にできるので一石二鳥ですよ!
上手に利用することで、食費の節約につながるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
お得な飲食サブスクに関してはこちらの記事で解説しています。 続きを見る【人気サブスク】定額制の飲食サブスクサービス6選を紹介!
目次
食品ロス(フードロス)問題とは
食品ロス(フードロス)とは、本来食べることができるにも関わらず捨てられてしまう食品(食品廃棄物)のことです。
そして、その食品ロスがとてつもない多さになっていることが、「食品ロス(フードロス)問題」として非常に深刻な問題となっています。
環境省によると、日本では平成29年度に約2,550万トンの食品廃棄物が発生し、そのうちの約24%にあたる612万トンはまだ食べることができるものだったそうです。
この612万トンという量は、国民全員のお茶碗1杯分の食べ物が毎日捨てられているのと同様のことです。
日本の食料自給率(カロリーベース)は40%を切っているのにも関わらず、毎日大量の食べ物が捨てられてしまっています。
さらに詳しく!
食料自給率は、「自分の国で生産している食料÷自分の国で消費する食料」で算出できます。そして、日本では2025年度までに、食料自給率を45%に上げることを目標としています。ちなみにアメリカの食料自給率は130%、スペインは93%というデータがあります(参考:東北農政局HP)
食料自給率が低いのに多くの食品が捨てられているということはつまり、輸入食品がたくさん捨てられているということです。
これにより、輸送にかかる燃料による環境問題につながったり、世界の貧困問題を解決できないことにも間接的につながります。
食品ロス問題を解決するには、1人ひとりが「なるべく食べ物を無駄にしない」という意識を持つことが必要です。
具体的な行動としては主に2つあります。
ひとつは、食べ物をなるべく残さないことです。
もうひとつは、食品ロスになりそうな食品を購入することです。
今回は、「食品ロスになりそうな食品を購入する」ためのお得なアプリやサービスを2つ紹介します。
食品ロスを減らすアプリ「TABETE[タベテ]」
「TABETE」の特徴
「TABETE」は「REDUCE GO」同様、飲食店の余った食品を受け取れるサービスです。
「REDUCE GO」が月額の定額制なのに対し、「TABETE」は、利用の都度料金を支払うシステムです。
利用したいときだけ料金がかかるので、経済的な負担は比較的軽いサービスですね。
料金は食品によって変わりますが、最大額が680円に設定されているので、手軽に利用できるでしょう。
利用可能エリアは東京が中心ですが、TABETEは金沢市、浜松市、横浜市、大阪市、神戸市、福岡市など様々な地域の自治体と提携しているので、今後利用可能エリアが拡大されていくことが期待できます。
2020年10月現在の加盟店の数は、500店舗を超えており、様々なお店の食品を受け取れます。
「TABETE」の使い方
「TABETE」も無料でインストールできるスマートフォンのアプリで利用するのがおすすめです。
アプリのインストール後にアプリを開くと、アカウント登録の画面が出てくるので、まずは会員登録をします。
近くの利用可能店舗の「レスキュー商品」が表示されるので、商品の内容を確認し、個数と引取時間を設定し「確定してレスキューに向かう」を選択します。
お店で店員の方に「レスキューを完了する」を押してもらうと、食品を受け取ることができます。
食品ロスを減らすサービス「ロスゼロ」
「ロスゼロ」の特徴
「ロスゼロ」は、「食品ロス予備軍」の食品を購入することのできるサービスです。
食品ロス予備軍とは、品質や味に問題がないにもかかわらず、規格外や販売予測のズレなどで販売が難しくなった食品のことです。
つまり、少し形が崩れていたり、作りすぎて余りそうなもののことを指します。
「ロスゼロ」では、売上の一部を利用して発展途上国への支援も行っているので、あなたの利用が大きな社会貢献になっているのです。
「ロスゼロ」では主にお菓子や乾麺、ソーセージなど加工食品が多く販売されている印象です。
場合によっては、75%近く割引されていることもあるので、普段は買わないような食品を購入するチャンスもあるかもしれません。
「REDUCE GO」や「TABETE」と異なり、通販サイトなので日本全国どこでも、送料無料で利用できます。
ここに注意!
「沖縄・離島」については、別途600円の送料がかかってしまうので注意してください。それ以外は送料無料です。
「ロスゼロ」の使い方
ロスゼロのホームページでアカウントを取得後に、商品を選んで購入することができます。
一般的な通販サイトと流れは一緒なので、簡単に注文できます。
通常価格と割引価格の比較が表示されるので、商品の購入時にどのくらいお得なのかが実感できます。
食品ロスを減らす2つのアプリ・サービスの比較
今回ご紹介した食品ロスを減らす2つのアプリ・サービスについて、「システム」「料金」「受け取り方法」「地域」「食品」で比較しました。
TABETE[タベテ] | ロスゼロ | |
特徴 | その都度決済のアプリ | その都度決済の通販サイト |
料金 | 250円~680円(1商品あたり) | 約1,000円~3,000円(1商品当たりの相場) |
受け取り方法 | お店に直接行く | 自宅に届く |
地域 | 東京が中心 | 全国 |
主な食品 | パンや総菜など | 加工食品 |
こんな人におすすめ |
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今後展開していく見込みはあるとはいえ、「TABETE」は、まだ全国に展開していないので、利用できる地域が限られてしまいます。
その点、「ロスゼロ」は全国どこにいても通販で利用できるので、特に地方や郊外などに住んでいる方にはおすすめです。
それぞれのサービスによって取り扱っている食品に差はあるので、一度気になったサービスのHPをのぞいてみてください。
気に入ったお店や食品があれば、どのサービスも非常にお得ですよ!
まとめ 30秒でこの記事が分かる
食品ロス(フードロス)問題は、食料自給率約40%と、世界的に見ても高くない日本において深刻な社会問題と言えるでしょう。
食品ロスによって、環境問題や貧困問題にもつながるので、1人ひとりの意識を変えて取り組む必要があります。
今回ご紹介した2つのサービスを1つでも利用すれば、社会貢献ができるので、ぜひ試してみてください。
食品ロス問題を解決しながら、自身もお得に食事できるので、一石二鳥です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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