楽天アカウント利用停止の対処法！アカバンの理由と予兆サインを解説

楽天の規約に違反すると、楽天アカウントが利用停止になる恐れがあります。

楽天アカウントが利用停止になると、楽天グループの全てのサービスが利用できなくなるため、ルールを守って利用することが非常に重要です。

この記事では、楽天アカウントが利用停止になる行為や、利用停止になった事例を紹介したうえで、利用停止になった際の対応について具体的に解説します。

「楽天サポート」に送る謝罪文の例文も併せて紹介しているため、既に楽天アカウントが利用停止になってしまった方も参考にしてください。

既に楽天アカウントが利用停止になってしまった方は、「楽天アカウントが使えなくなった場合の対応」の章に対応方法を書いているので、そちらから読むといいでしょう。

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楽天アカウント利用停止のリスク

楽天アカウントは、アカウントに紐づけて「楽天ブックス」「楽天Kobo」「Rakuten Fashion」「楽天トラベル」など様々なサービスが利用できます。

そのため、利用停止（アカバン）になると、楽天市場で買い物ができなく他、様々なところに影響が及びます。

楽天アカウントが利用できないと、楽天のサービス全般が利用できなくなるため、必ず避けなければなりません。

楽天アカウントが利用停止になる基準

楽天アカウントは、不正行為や一定回数以上のパスワード入力ミスがあった場合などに、アカウント利用停止（アカバン）や会員資格の取り消しなどの措置を取られる場合があります。

また、一定期間のログインが行われなった場合も、事前の通知なくアカウントが利用できなくなる可能性があります。

第９条（利用停止、会員資格の取り消し等）

1.  楽天は、会員が次の各号のいずれかに該当すると判断した場合には、事前に通知することなく当該会員による会員サービスの利用停止、アカウントの停止、IDおよびパスワードの変更、または当該会員の会員資格の取り消し等の措置を講じることができるものとします。これにより会員に何らかの不利益または損害が生じたとしても、楽天の責めに帰すべき事由がある場合を除き、楽天は責任を負わないものとします。
   1. 会員に法令や本規約に違反する行為があった場合
   2. 会員に会員サービス利用に関して不正行為があった場合
   3. 一定回数以上のパスワードの入力ミスがあるなど会員のセキュリティを確保するために必要な場合
   4. その他、楽天が合理的に不適切と判断した場合
2. 前項のほか、会員が楽天の定める一定の期間内に一定回数のログインを行わなかった場合は、楽天は、事前に通知することなく前項所定の措置を講じることができるものとします。措置を講じた場合における楽天の責任の範囲は前項と同様です。

引用：楽天会員規約

会員規約に書いてある「一定の期間内に一定回数のログインを行わなかった場合」については、明確な基準が示されていないので、どれくらいの期間で利用停止になるかはわかりません。

しかし、楽天サービスのひとつ「楽天ROOM」に、「6か月以上ログインしないとアカウントが利用停止になる可能性ある」と記述があるので、6カ月がひとつの基準になる可能性はあります。

不正行為などをしない限りは、一発で利用停止になることはありません。通常、利用制限となり、それでも改善されない場合に会員資格の取り消し（利用停止）となります。

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楽天アカウントが利用停止になった事例

楽天の不正行為は、一言で言うと迷惑をかけたり、ルールを守っていないような行為です。

楽天市場において楽天アカウントが停止になった事例を参考に、主なNG行為を6つ紹介します。

1. 個数限定商品を必要以上に購入する
2. 不正楽天ギフトカードを利用する
3. 注文のキャンセルを繰り返す
4. 同一名義で複数の楽天アカウントを作成する
5. クレジットカードのエラーを頻繁に起こす
6. レビューを不正に利用する

順番に、1つずつ解説します。

個数限定商品を必要以上に購入する

例えば、「お1人さま5点まで」と言ったような限定商品を、5個購入して、再び5個購入するような行為を繰り返すことで、楽天アカウントが利用停止になった事例があります。

当たり前のことですが、購入個数が限定されている商品を買い占めるのは、ルール違反です。

ルールを守っていないことが判明したら、アカウントが利用停止になる可能性があります。

不正な楽天ギフトカードを利用する

楽天のギフトカードが、ギフト券売買サイトなどで販売されていることがあります。

その中には、不正入手されたギフトカードが混じっている可能性があり、不正な楽天ギフトカードを利用すると、エラーが起きることがあります。

エラーが複数回起きることで、アカウント利用停止になる事例があるため、楽天ギフトカードは正規ルートから購入するようにしましょう。

不正入手されたギフトカードは、ギフトカードの金額よりも安く販売されている等の特徴があります。

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注文のキャンセルを繰り返す

注文のキャンセルを何度も繰り返すと、楽天アカウントが利用停止になる可能性があります。

もちろん、場合によって注文をキャンセルすることは仕方ないものの、あまりにもキャンセルが多いと悪質なユーザーとみなされます。

特に、大量に商品を注文した後に、一気に注文をキャンセルを行うと危険です。

注文キャンセルの履歴は、楽天のデータベース上に残るので、計画性をもって商品購入を行いましょう。

同一名義で複数の楽天アカウントを作成する

1人で複数個アカウントを所有することは、利用規約で禁止されています。

同一名義で住所や電場番号を変えてアカウントを作っている場合は、もとのアカウントも利用停止になる可能性があるので、極めてリスクの大きい行為です。

家族で別々のアカウントを所有することは可能なため、どうしても複数アカウントが必要な場合は、家族に協力いただくといいでしょう。

複数アカウントの作成に関しては、特に厳しく取り締まられます。複数アカウントで楽天アフィリエイトや楽天ROOMを使い、不正にポイントを獲得すると一発でアカウント利用停止になる可能性があるので、絶対にやめましょう。

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クレジットカードの決済エラーを頻繁に起こす

クレジットカードの決済エラーを頻繁に起こすことで、お店側からクレジットカードの不正利用を疑われ、楽天アカウトが停止される事例があります。

特に、クレジットカードの限度額ギリギリまで枠を使っている場合は、決済エラーが起きやすいので注意が必要です。

商品の購入前に、クレジットカードの利用可能額を確認することや、パスワードを間違えないように確認するなど、当たり前の準備をしておきましょう。

レビューを不正に利用する

楽天市場では、レビュー投稿にも規約が設けられおり、それをやぶるとアカウントが利用停止になる可能性があります。

サービス提供者を誹謗中傷したり、自身の営利宣伝目的に使うなどした場合はその対象になるので注意が必要です。

特に「同日に同じ店舗で購入した同じ商品について、2件以上のレビューを投稿する行為」は誤って行う可能性があるので注意しましょう。

利用者は本サービスを利用するにあたり、以下の各号に規定する行為をしてはならないものとします。

1. 下記に規定する内容を含むレビューを投稿すること
   • 当社、サービス提供者または第三者を誹謗中傷する内容
   • 犯罪行為に結びつく、もしくは助長する内容
   • 法令に反する内容
   • 営利宣伝目的を含む内容
   • 特定の政治的または宗教的主張を含む内容
   • 根拠なくサービス提供者の評判を毀損しまたは信用不安を引き起こすおそれのある内容
   • 当社、サービス提供者または第三者の著作権、名誉、プライバシーその他の権利を侵害しまたはそのおそれのある内容
   • 差別的表現を含む内容
   • 低俗、有害、下品その他他人に嫌悪感を与える内容
   • 上記の他、公序良俗に反する内容
   • その他当社が不適切と判断する内容
2. 同日に同じ店舗で購入した同じ商品について、２件以上のレビューを投稿する行為
3. サービス提供者、その役員、従業員、業務委託先（マーケティング・SEO業者等）その他の関係者が、自己および利害関係のある他の店舗、商品またはサービス に関し、レビューを投稿する行為
4. レビュー内にＵＲＬまたはメールアドレスを記載する行為
5. 有害なプログラム、スクリプト等を書き込む行為
6. 当社または当社のグループ会社の提供するサービス（本サービスを含みますがこれに限られません）に悪影響を及ぼす行為
7. その他当社が不適切と判断する行為

引用：「みんなのレビュー」利用規約

楽天アカウント利用停止の予兆サイン

特定のお店で注文がキャンセルされる（予兆レベル１）

特定のお店で同じ商品を何度も購入（消耗品を除く）したり、過去に不正だと思われる購入履歴があると、注文がキャンセルされる可能性があります。

何度も同じ商品を購入すると、転売を疑われてしまい、注文ができなくなる恐れがあります。

一度お店のブラックリストに載ってしまうと、そのお店で買い物ができなくなってしまうので、直接連絡して解除してもらったほうがいいでしょう。

ブラックリスト入りしたお店以外では商品購入できますが、そのまま放置して他店舗でも同様の行為を続けた場合、アカウント利用停止に繋がる可能性があります。

楽天キャンペーンポイントが付与されない（予兆レベル２）

楽天キャンペーンポイントが付与されない場合は、楽天に悪意のあるアカウントとして登録されている可能性があります。

特に、Nintendo SwitchやPS4のようなゲーム機を大量に購入すると、転売が疑われアカウント審査に入る事例が数件あります。

審査の結果、転売アカウントに認定されてしまうと、SPU以外の全てのキャンペーンポイントが付与されなくなります。

商品購入自体は問題なくできますが、改善せず同じような行為を続けた場合は、アカウント利用停止に繋がる可能性があります。

全てのお店で注文がキャンセルされる（予兆レベル３）

全てのお店で注文がキャンセルされる場合は、楽天本体がアカウントをブラックリストに登録している可能性が高いです。

その状態の場合、商品購入は一切できなくなりますが、貯まっているポイントを消化することは可能です。

アカウントにログインできなくなる（予兆レベルMAX）

上記で紹介した予兆を放っておいたり、規約違反行為を繰り返していると、アカウントにログインできなくなる可能性があります。

アカウントにログインできなくなると、楽天に問い合わせても基本的には復旧できません。

また、たまっていたポイントも全て没収されてしまうため、他の予兆がみえた段階で早めに対応するべきでしょう。

楽天アカウントが使えなくなった場合の対応

楽天アカウントが使えなくなった場合は、まずは「楽天サポート」に問い合わせてみましょう。

しかし、楽天側は利用制限の理由や、アカウント停止をした理由を教えてはくれません。

そのため、本記事で説明したアカウント停止の原因に思い当たる節がないか、思い出してから問い合わせるのがベストです。

もし思い当たる節がない場合は、パスワードが漏洩し、不正利用された可能性も考えられます。

自分に非がある場合は、以下を参考にしながら、謝罪とともに、アカウント利用停止を解除してほしい旨を「楽天サポート」に連絡してください。

きちんと謝罪しても、アカウント利用停止を必ず解除してもらえるとは限りません。

どちらかといえば、利用停止を解除してもらえる可能性が低いですが、最初の問い合わせを雑にしたり、誠意のない文章を送るよりは、可能性は上がるため、誠意をもって謝罪することが大切です。

結局、楽天アカウントが復活しない場合

誠意をもって対応しても、アカウントが復活しないことがあります。

その場合、以降は楽天サービスを全て使えなくなりますが、楽天アカウントと楽天銀行を紐付けたデビットカードがあれば「通常ポイント」のみ使用することができます。

そのため、万が一に備えて「楽天アカウントと楽天銀行の紐づけ」「楽天銀行デビットカードの発行」は、必ず行っておきましょう。

残念ながら「期間限定ポイント」は、利用できず没収されることも覚えておきましょう。

まとめ この記事が30秒で理解できる！

この記事では、楽天アカウントの利用停止の基準や予兆、利用停止になった際の対応について解説してきました。

基本的にルールに則って利用すれば問題ありませんが、一定回数以上のパスワード入力ミスや、長期間ログインしなかった、クレジットカードの限度額エラーなど、うっかりして利用停止になる恐れもあります。

万が一、アカウントの利用制限や利用停止してしまった場合は、アカウントの状況を楽天サポートに問い合わせて誠意をもって対応しましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。