こんな悩みはありませんか?
- エネワンでんきの料金が知りたい
- エネワンでんきでどれくらい安くなるのか知りたい
- エネワンでんきのメリット・デメリットが知りたい
エネワンでんきとは、5年間で27万件以上の契約実績を誇る電力サービスです。
提供元の株式会社サイサンは、LPガスやウォーターサーバーのサービスなどを主としている創業70年以上になる歴史ある会社です。
エネワンでんきは、全国どのエリアでも契約できるサービスで、特に北海道エリアでは料金満足度1位という高い評価を受けています。
電気の使用料が多ければ多いほど節約につながるという特徴があり、年間で5,064円の節約ができます。
さらにガスなどのサービスと併用することでセット割引を適応したり、Pontaカードのポイントが貯めたり、節約につながるお得なサービスを展開しています。
この記事では、エネワンでんきの料金と比較、そしてメリット・デメリットを詳しく解説していきます。
それでは本編をどうぞ。
目次
エネワンでんきの料金は?
エネワンでんきの料金は、従来の電力会社に比べると基本料が少しだけ安く、電気の使用量が多ければ多いほどお得になるという特徴があります。
代表的な料金プランは、一般家庭向けの「Bプラン」とオフィスや大型住宅向けの「Cプラン」の2つです。
Bプランは、基本料金が決まる電力を30A~60Aのうちから選ぶことができ、電気使用量によって1kwh毎の料金が変わるプランです。
Cプランは、電力と基本料金は固定で、電気使用量によって1kwh毎の料金が変わるプランです。
また、エネワンでんきを提供しているサイサンが提供する都市ガスやウォーターサーバーのサービスを契約しているとセット割引を適用させることもできます。
今回は東京エリアを想定して、「エネワン電気のBプラン」と「東京電力の従量電灯B」を比較します。
基本料金
エネワンでんき「Bプラン」の基本料金を決める電力は、30A、40A、50A、60Aの4つから選択することができます。
東京電力「従量電灯B」と比較すると、どの電力の強さで契約しても基本料は安くなります。
また、選択する電力が強いほど、節約できる金額は大きくなります。
例えば、60Aの場合だと月の差額が66円なので、基本料だけで年間792円の節約となります。
電力 | 東京電力 従量電灯B | エネワンでんき Bプラン | 差額 |
30A | 858円 | 825円 | 33円 |
40A | 1,144円 | 1,100円 | 44円 |
50A | 1,430円 | 1,375円 | 55円 |
60A | 1,716円 | 1,650円 | 66円 |
従量料金
従量料金とは、使用した電気の量に応じて変わる料金のことです。
東京電力「従量電灯B」とエネワンでんき「Bプラン」では、300kWhまでの従量料金は全く同じです。
その代わり、301kWhを超えると1kWh毎に3円66銭ずつ料金に開きが生まれます。
そのため、301kWh以上の電力を使う場合は、使えば使うほどお得になるということです。
電力量 | 東京電力 従量電灯B | エネワンでんき Bプラン | 差額 |
~120kWh | 19円88銭 | 19円88銭 | 0円 |
121kWh~300kWh | 26円48銭 | 26円48銭 | 0円 |
301kWh~ | 30円57銭 | 26円91銭 | 3円66銭 |
セット割引
エネワンでんきを提供している株式会社サイサンは、でんきの他にもガスやウォーターサーバーのサービスなどを展開しています。
これらのサービスをセットで申し込むとセット割引を受けることができます。
例えば、電気・ガス・ウォーターサーバーの3つを契約している状態だと、月々385円割引になり、年間で4,620円の節約になります。
また、電気とガスの2つの契約だけでも、月々330円割引になり、年間だと3,960円の節約となります。
エネワンでんきでどれくらい安くなるのか?
実際に東京電力「従量電灯B」とエネワンでんき「Bプラン」では、月々や年間でどれくらい安くなるのかを比べてみます。
1人暮らしの場合
1人暮らしにおける平均的な電力使用量は、30Aで月に100kWh~200kWh程度です。
エネワンでんき「Bプラン」と東京電力「従量電灯B」では、300kWhまで従量料金が同じなので差額が出るのは基本料金の部分のみとなります。
30Aで契約している場合の基本料金の差額は月々33円なので、年間だと396円の節約となります。
1人暮らしの場合は、基本料金の分だけ従来の電気会社よりも安く利用できますが、大きな節約につながるというわけではなさそうです。
従量 | 東京電力 従量電灯B | エネワンでんき Bプラン | 差額 |
100kWh | 2,846円 | 2,813円 | 33円 |
150kWh | 4,038円 | 4,005円 | 33円 |
200kWh | 5,362円 | 5,329円 | 33円 |
4人家族の場合
4人家族での平均的な電力量は、50Aで電力使用量が月に350kWh~450kWhほどです。
電気使用量が400kWhのとき、月々の差額は422円で、年間だと5,064円の節約になります。
電気の使用量が多ければ多いほど節約できる料金が大きくなっていくので、電気の使用量が多い家庭などでは非常に大きな節約につながるといえます。
さらにセット割の対象だと、月々385円の割引となり、年間で約9,684円の節約となります。
電力量使用量 | 従量電灯B(/月) | エネワンのでんき(/月) | 差額 |
300kWh | 8,582円 | 8,526円 | 56円 |
350kWh | 10,111円 | 9,871円 | 240円 |
400kWh | 11,639円 | 11,217円 | 422円 |
450kWh | 13,168円 | 12,562円 | 606円 |
500kWh | 14,696円 | 13,964円 | 732円 |
エネワンでんきのメリット
エネワンでんき最大のメリットは、従来の電力会社に比べてお得に利用できるサービスが多いということです。
電気料金が安いだけでなく、ガスなどのサービスと組み合わせて適応されるセット割引は他社にはないサービスです。
また、電気料金の支払いの際、200円につき1ポイントのPontaポイントが付与されます。
加えて、事業が全国展開されており、基本的にどのエリアでも契約をすることができます。
急な引っ越しの場合でも、電力会社を切り替えることなく、今まで通りの料金で電気が使えるのはメリットの1つといえるでしょう。
エネワンでんきのメリット
- ガスなどのサービスと併用でセット割引が効く
- 電気料金200円につき1Pontaポイントが付与される
- 全国のどこのエリアでも契約ができる
エネワンでんきのデメリット
エネワンでんきの最大のデメリットは、1人暮らしや電気使用量の少ない家庭の場合、節約できる金額が少なくなってしまうということです。
特に1人暮らしでほとんど電気を使わない場合だと、基本料金の分しか節約にならないので大きな期待はできません。
また、選べるプランが限られているというのもデメリットの1つです。
例えば、時間帯によって安くなるプランなどがなく、個々人に合わせた契約内容といったものは用意されていません。
加えて、エネワンでんきは、自己都合により1年未満で解約した場合、3,300円の違約金がかかります。
エネワンでんきの供給エリア外への引っ越しなど、やむを得ない場合には解約金は発生しないこともあります。
しかし、乗り換える前や1年以内に引っ越しを控えてる場合などには、あらかじめ念頭に置くべきでしょう。
エネワンでんきのデメリット
- 電気使用量が少ないと、節約できる金額も少ない
- 料金プランのバリエーションが少ない
- 1年未満で解約した場合、3,300円の違約金がかかる
まとめ この記事が30秒で理解できる!
エネワンでんきは、電気の使用量が多ければ多いほどお得に利用できる電気会社です。
電気使用量の多い家庭の場合、年間で5,064円の節約ができます。
仮に電気使用量が少なくても、基本料金が低く設定されているため、従来の電力会社よりも高くなることはほとんどありません。
1年未満の解約だと3,300円の違約金がかかるというデメリットもありますが、セット割引や電気料金200円につき1Pontaポイントなどお得なサービスが豊富にあります。
電力会社の切り替えを考えている方や引っ越しを控えている方は、選択肢の一つとしてエネワンのでんきを検討してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。