こんな悩みはありませんか?
- 夏の電気代を少しでも安くしたい!
- エアコン代ってどのくらい掛かっているかを知りたい!
- エアコン代を簡単に安くする方法を教えて!
夏はどうしてもエアコンをつけてしまいます。
朝から晩までエアコンをつけている方も少なくないでしょう。
エアコンがあれば快適に過ごせる一方、どうしても気になるのが電気代です。
今回の記事では、エアコン代が1ヶ月でどれだけかかっているのか?節約する5つの方法!について解説します。
目次
夏のエアコン代は電気代全体の58%
エアコンは、家計全体の電気代の7.4%を占めています。
少し古いデータですが、2009年の資源エネルギー庁の「家庭におけるエネルギー消費実態について」によると、家計で使う電化製品の消費電力は4,618kWhです。
それを順位別に並べると
- 冷蔵庫:658kWh(14.2%)
- 照明器具:619kWh(13.4%)
- テレビ:411kWh(8.9%)
- エアコン:342kWh(7.4%)
という結果になっています。
家計全体でみると、意外と少なく感じますね。
一方で、夏の期間(7~9月)の日中だけを比較すると、エアコンが占める電気代は58%に達します。
夏の期間だけでいえば、電気代の半分以上をエアコンが占めており、エアコン代を削減することが、夏の電気代削減には欠かせません。
さらに詳しく!
一方で冬の期間(12~2月)の夕方以降では、エアコン暖房が占める電気代は約30%です。夏と比較すると少なく感じますが、それでも電気代の約1/3は大きな出費といえます。
エアコン代を下げるため5つの方法
エアコン代を下げるには、すぐにできるエアコンの清掃から、扇風機の活用、エアコンを買い替える方法などがあります。
ここでは簡単にできることから順に解説していきます。
すぐできる!エアコンを掃除する
エアコンを掃除することも節電に繋がります。
エアコンのフィルターが汚れていると、風の通り道が塞がれてしまうので、空気を吸い込むことが難しくなり、通常よりも多くの電力が必要になります。
エアコンにホコリやカビが溜まり目詰まりすると30%を超える風力が損なわれます。
フィルターや吹き出し口を定期的に掃除するだけで、エアコンの効率が大幅に改善されます。
すぐできる!室外機まわりを整理する
室外機の周りに植木鉢やゴミ箱など物があると、室外機から排出された熱風が再び機内に吸い込まれて行き、無駄な電気を使うことになります。
また、室外機まわりの温度が高いと、室内の熱風を捨てることができなくなってしまいます。
夏場は、すだれやカバーで覆い、直射日光を避けるだけで、室外機の温度を下げることができます。
すぐできる!扇風機を使う
エアコンの消費電力は部屋の広さで変わり、300~3,000Wと幅が広い特徴があります。
一般的に、600W~1,000Wで稼働するものが多いので、800Wで電気代を計算します。
仮に、夜寝ている間6時間エアコンをつけ続けると、95.424円です。
一方で、一般的な扇風機の消費電力は、弱20W、中30W、強40Wです。
仮に夜寝ている間、6時間扇風機をつけ続けると、弱で2.38円、中で3.57円、強で4.77円です。
つまり、エアコンを寝ている間つけ続けるのと、扇風機を中でつけ続けるのでは、26倍もの金額差があることがわかります。
1日 | 1ヶ月 | |
エアコン | 95.424円 | 2,862円 |
扇風機(中) | 3.57円 | 107円 |
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電気料金の計算方法は、電気料金の仕組みを比較で確認できます。 電気料金の仕組みを比較|今より8,000円安くする方法を解説!
コストがかかる!エアコンを買い替える
2000年代後半から省エネが叫ばれるようになり、当時から比べると技術も進歩しています。
20010年代に発売されたモデルと2020年に発売されたモデルを比較すると、年間の電気代は約8,000円削減できます。(14畳用のエアコンの同じシリーズ)
また、メーカーの保証期間も5~9年のところが多く、それ以降に壊れてしまうと、修理ができなくなるか、修理できても料金が高くなる可能性があります。
最大で10年経過する前に、買い替えることをおすすめします。
少しだけ手間!電力会社を切り替える
2016年4月に電力自由化となり、電力会社を自由に選べるようになりました。
電力会社を変えるだけで、電気代が今よりも安くケースが多く、4人家族だと8,000円程度電気代が安くなる可能性があります。
電力会社の切替も難しくはないので、早めに切り替えることをおすすえします。
サーキュレーターと冷房活用法
扇風機を使うことは、エアコン代の節約に必要です。
しかし、扇風機だけだと物足りないこともあるでしょう。
そんな場合は、扇風機と冷房を組み合わせて使うことがおすすめです。
扇風機とエアコンを組み合わせることで、空気を循環させることもできるため、温度ムラを防ぐこともできます。
エアコンだけでは、どうしてもを暑い空気は上に行き、冷たい空気は下に行ってしまいます。
最近のエアコンは温度を検知して、ムラなく調整することができますが、扇風機を使うことで、それよりもムラなく空気を循環させることができます。
扇風機とエアコンを使う場合は、エアコンの風向きを水平にし、扇風機をエアコンの向きに置きます。エアコンの風を部屋全体に行き届けるために扇風機の首を上げます。
そうすることで、エアコンの風と扇風機の風が部屋全体にいきわたり部屋の温度が均等になります。
部屋の温度が均等になり風の流れができるので、体感温度が下がります。
扇風機と組み合わせることで、体感温度が下がるのでいつもより2℃ほど温度を上げても体感は変わらないでしょう。
エアコンの設定温度が2℃上がると、電気代が10%程度安くなります。
普段は扇風機を中心に使い、どうしても扇風機だけでは物足りない時は、普段よりも2℃温度を上げたエアコンと扇風機を併用してみましょう。
サーキュレーターの正しい使い方は、エアコン代の節約!サーキュレーターとの併用で詳しく書いています。 続きを見るエアコン代の節約|サーキュレーターと併用で5,000円削減する使い方!
さいごに 30秒でこの記事がわかる!
夏はエアコン代が、電気料金の58%を占めています。
エアコン代の削減は、夏の電気料金の削減に直結するため、対策を考えましょう。
- エアコンの掃除
- 室外機の整理
- 扇風機の活用
- エアコンの買い替え
- 電力会社の切り替え
上記を使い、エアコン代を削減してみましょう。特に、扇風機とエアコンの併用は簡単にできて効果があります。
ぜひ、取り組んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。