こんな悩みはありませんか?
- 「Amazon刈り取り」について知りたい
- せどり初心者でも、簡単に稼げる方法を知りたい
- Keepaを使ったせどりのやり方を知りたい
インターネットで転売やせどりについて調べていると、「Amazon刈り取り」という言葉をよく目にするのではないでしょうか。
Amazon刈り取りとは、電脳せどりの一種で非常に簡単にできる人気のせどり手法です。
今回は、Amazon刈り取りのメリット・デメリットや、実際のやり方まで説明します。
電脳せどりについてはこちらの記事で解説しています。 続きを見る「店舗せどり」と「電脳せどり」のメリット・デメリットを比較!副業におすすめなのは?
目次
Amazon刈り取りとは
Amazon刈り取りとは、Amazonで仕入れてAmazonで売ることを言います。
また、現在は出品先が豊富にあるため、Amazonで仕入れてYahooショッピングや楽天市場などに出品する場合もあります。
Amazonで商品を仕入れるメリットとは
Amazonで商品を仕入れる最大のメリットは、他のECサイトと比べて最安値で商品を購入できる可能性が最も高いという点にあります。
Amazonで最も安く仕入れることができる理由は、2つあります。
タイムセールがあるから
Amazonは、3週間に1度のペースでタイムセールが行われます。
タイムセールが行われている時は、商品の価格が安くなり非常にお買い得になります。
割引率は商品によって異なり、割引率が高い商品の場合、通常の半額で購入できる場合もあります。
タイムセールで価格が安くなっている時に購入し、タイムセールが終わったら再度同じ商品をAmazonに出品することで利益を得ることができます。
多くのECサイトでもタイムセールは行われていますが、特にAmazonは割引率が高い場合が多いので利益を得やすいです。
カートで出品するために価格競争が起きるから
Amazonは世界最大の通販サイトのため、出品者の方も非常に多いです。
新品の商品を購入する場合、ほとんどの方は上図の右側にある「カートに入れる」から購入します。
そのため、出品者はカートで出品できる権利を取り合うことになります。
カートで出品できる権利を得るためには、他の出品者が出品している価格よりも一番安く出品している方がカートで出品できる権利を得ることができます。
そのため、カートで出品するために出品者の中で価格競争が起き、価格が徐々に下がります。
以上のことから、Amazonでは市場の最安値で商品を購入することができる可能性が高いと言えます。
Amazon刈り取りのメリットとは
Amazon刈り取りの6つのメリットを紹介します。
繰り返し仕入れをすることができる
Amazon刈り取りで一度仕入れた商品でも、複数回在庫が復活する可能性があります。
そのため、1つの商品を繰り返し購入することができます。
輸送箱をそのまま使える
Amazonから商品を仕入れた場合、Amazonの段ボール箱に入って商品が送られてきます。
商品が届いた後、箱を開封し商品に問題がないか検品し、商品をそのまま箱に戻してラベルを貼って送ればそのまま輸送箱として使用することができます。
Amazonから送られてくる段ボール箱で輸送箱の節約にもなります。
ここに注意!
Amazonの段ボールは商品より著しく大きい場合があります。その場合は輸送代が余分にかかってしまう可能性があるので、注意しましょう。
利益が増える
電脳せどりの場合、ポイントを加味した利益を得ることが多いです。
例えば、楽天市場から商品を仕入れる方は楽天ポイントを得ることで、利益を得やすくなります。
しかし、Amazon刈り取りの場合、仕入れ値と販売価格の差が大きいため、Amazonポイントを加味しなくても利益を得ることができます。
そのため、ポイントを現金化する必要なく現金利益を増やすことができます。
Amazonポイントの消化が簡単
Amazonから商品を仕入れたら、Amazonポイントが付与されます。
Amazonポイントは、商品発送時にポイントが付与され、ポイントの有効期限は付与されてから1年間と長いのが特徴です。
すぐにポイントを使う必要もなく、次回Amazonから商品を仕入れる際に利用できるため、ポイントを現金化しなくても有効的に使うことができます。
相場操作ができる
こちらは、上級者のテクニックになります。
例えば、上図のように相場が約5,000円の商品があったとします。
その中で、3,000円のようなかなり安く出品している方がいれば、安い商品を全て買い取ります。
安い商品を買い取り、自分が5,000円で商品を出品することで市場価格に戻すことができ、商品が売れたら利益を得ることができます。
簡単に返品することができる
Amazonは、購入した商品の返品交換の対応が良く、購入日から1ヶ月以内でしたら簡単に返品することができます。
他のECサイトなどから購入した場合は、出品者に問い合わせをし了承を得る必要がありますが、Amazonの場合は、上図のように購入履歴から「商品の返品」をタップし、返品理由などフォーマットに沿って記入するだけで、簡単に返品することができます。
万が一、購入した商品に問題があった時でも、簡単に返品できるとストレスなく処理することができますよね。
Amazon刈り取りのデメリットとは
商品リストの構築が大変
Amazon刈り取り1番のポイントは、値下がりする可能性がある商品をKeepa(キーパ)にどれだけ多く登録できるかが重要です。(後ほど、詳しい流れは説明します。)
経験を積むことで、どの商品が値下がりするのか商品リストが貯まりますが、始めはどの商品が値下がりするのか見分けるのに苦労や時間がかかることがあると思います。
経験を積むことで商品リストが貯まるので、継続して行うことが大切です。
カートで出品できない可能性がある
Amazonに出品する場合、先ほど説明したようにカートで出品できないとなかなか売ることができません。
例えば、Amazon自身が商品を出品している場合、Amazonよりどれだけ低い価格で出品してもカートで出品できない仕組みとなっています。
Amazon自身が出品している商品が売り切れた場合でも、すぐにAmazonの在庫が復活する可能性もあります。
そのため、Amazon自身が常時出品している商品は避けるようにしましょう。
また、Amazonのタイムセールなどで安く仕入れることができればAmazon以外の販路で販売することも可能なため、対策は可能です。
Keepaのトラッキング機能の使い方
Amazon刈り取りは、Amazon価格追跡ツールであるKeepa(キーパ)のトラッキング機能を利用します。
トラッキング機能とは、「登録した商品が指定した価格になった際に通知してくれる機能」です。
トラッキング機能を使えば、Amazonの販売価格が下がるのを、いちいちAmazonを開かなくても確認できます。
仕入効率が大幅に改善するのは言うまでもありません。
トラッキング機能に登録できる商品の数は1アカウントにつき最大1万件のため、より多くの商品を登録しましょう。
以下より、Amazon刈り取りにおけるトラッキング機能の設定方法を紹介します。
keeoaのトラッキング機能の設定方法については、以下の記事をご覧ください。
1過去1年間の販売価格を確認する。
上図は、Keepaを使った価格推移のグラフです。このグラフは、過去1年間の価格推移を表示しています。
上図の商品の場合、過去1年間で数回タイムセールで安く販売されています。
タイムセール時の価格が約15,000円で、通常時の新品価格が23,800円のため、タイムセール価格で仕入れることができれば十分に利益を得られることが分かります。
2「商品のトラッキング」をタップする。
グラフ上部の「商品のトラッキング」をタップします。
3目標価格を設定する。
次に、通知して欲しい価格を入力します。
「Amazon価格」「新品価格」「中古価格」に分けて設定できますが、Amazon刈り取りは中古品よりも新品の方が利益を得やすいため、「Amazon価格」と「新品価格」に目標価格を入力しましょう。
例えば、新品で3,000円以下に値下げされたら通知して欲しいという場合は、真ん中の「新品」の欄に「3,000」と入力します。
今回の場合は、過去1年間の最安値が15,000円のため、15,000円で通知が来るように設定します。
価格の入力が完了したら、画面下部にある「トラッキング開始」をタップします。
また、トラッキングの追跡期間は2週~10年まで設定できますが、仕入れる商品はどんどん入れ替えた方が良く、登録商品の数にも上限があるため、1年間に設定するのが一番良いです。
4通知先の設定をする。
上図のような画面が表示されれば、設定完了です。
最後に、通知先を設定することができます。
始めは、事前に登録したメールアドレスに設定されていますが、異なるメールアドレスで通知を受け取りたい場合は、受け取りたいメールアドレスを入力しましょう。
また、メールアドレスだけではなく、「Webプッシュ通知」からの通知もおすすめします。
Webプッシュ通知は、パソコン上から通知を受け取ることができます。
パソコンで作業中は、なかなかメールアドレスに気づかないことも多いと思います。
人気商品の場合、すぐに売れてしまう場合もあるため通知はできるかぎり早めに気付いた方が良いでしょう。
まとめ 30秒でこの記事が理解できる!
今回は、Amazon刈り取りのやり方について説明しました。
Amazon刈り取りとは、Amazonで商品を仕入れてAmazonで販売することを言います。
Amazonから商品を仕入れるメリットは2つありました。
Amazonから仕入れるメリット
- タイムセールがあるから
- カートで出品するために価格競争が起きるから
そして、Amazon刈り取りのメリットは6つありました。
Amazon刈り取りのメリット
- 繰り返し仕入れることができる
- 輸送箱をそのまま使える
- 利益が増える
- Amazonポイント消化が簡単
- 相場操作ができる
- 簡単に返品することができる
しかし、デメリットも2つありました。
Amazon刈り取りのメリット
- 商品リストの構築が大変
- カートで出品できない可能性がある
また、Amazon刈り取りはAmazon価格追跡ツールであるKeepa(キーパ)のトラッキング機能を使うことが必須でした。
Keepaに、どれだけ値下げされる商品を登録できるのかが一番のポイントです。
次回は、Amazon刈り取りで利益を得やすいおすすめの仕入れ商品や、よりAmazon刈り取りで稼げるためのコツを紹介します。