こんな悩みはありませんか?
- 「断捨離」とはなにか詳しく知りたい!
- 物が多すぎるので減らしたい!
- 自分の所有物を把握して無駄な買い物をやめたい!
「部屋が汚い人は収入が低い」という話を聞いたことがありますか?
一見関係ないように思いますが、断捨離は節約に効果的です。
この記事では、断捨離が節約に効果的な理由と、断捨離の仕方を解説します。
目次
断捨離が節約になる理由
断捨離と節約は一見すると結びつかなそうですが、断捨離をすることで節約につながった例はいくつもあります。
「物を捨てるのは勿体ない」「また買って余計にお金がかかりそう」と思うかもしれませんが、実はそうでもありません。
断捨離とは"不用な物を減らし、生活に調和をもたらそうとする思想"のことで、次の3つの思想の組み合わせです。
- 「断」要らない、使わない物を断つこと
- 「捨」使っていない物を捨てること
- 「離」物へ執着しないこと
参考
モノへの執着を捨て不要なモノを減らすことにより、生活の質の向上・心の平穏・運気向上などを得ようとする考え方のこと。
ヨガの「断行・捨行・離行」から生まれた言葉で、「断」は入ってくる要らないモノを断つこと、「捨」は家にあるガラクタを捨てること、「離」はモノへの執着から離れることを表す。なお「断捨離」は、やましたひでこの登録商標となっている。
引用元:コトバンク
つまり断捨離は、単純に不要なものを捨てるとともに、物への執着を捨てることを指すため、余分なものを買いこまない習慣が身に付きます。
冷蔵庫の中やシンク下に賞味期限切れの食品はありませんか?殆ど着ずにタンスの肥やしになっている洋服はありませんか?
そんな無駄になってしまうものを買わない習慣が身に付けば、無駄な出費がなくなります。
断捨離の節約効果はこちらで解説しています。 続きを見る【副業初心者】家の中の不用品を売るだけで70万円!隠れ資産でボーナスを稼ぐ!
さらに詳しく!
断捨離を突き詰めて、必要最低限の物に囲まれて生活する人たちを「ミニマリスト」と言います。このミニマリストは最近注目を集めていて、目指す人も多いです。YouTubeなどで調べると、ミニマリストのライフスタイルが観れるので、興味のある方はぜひご覧ください。
断捨離のメリット
節約に繋がる
断捨離をしてみると、家の中に不要なストック用品や、同じようなものが多いことに気付きます。
洋服や、化粧品、バックや靴など、特にファッションアイテムがもっとも断捨離の対象になるでしょう。
その他には、ショップの紙袋、プリント類、キッチン用品など、いらないものは家中のいたるところにあります。
普段使っていないアイテムをまとめてみると、着回しできずに1度しか着ていない洋服や、気分転換で買ったものの似合わずに使っていない化粧品など、買ったことすら忘れていたものがまだ家にあったことに気付きます。
それらのいらないものを全て集めて並べてみると、家の中にどれだけ断捨離できるものが溢れているかわかります。
掃除やコーディネートの時間短縮
断捨離により、掃除する時間や、朝にコーディネートを考える時間が短くなります。
金銭的な節約に限らず、時間的な節約も可能なのです。
物を探す手間が省けたり、持っているものを素早く把握できたりと、メリットだらけです。
掃除やコーディネートの時間が1日で5分短縮されたとしたら、1年間で30.4時間も時間が生まれたことになります。
掃除の時間が短くなれば、電気代も削減されるし、コーディネートを考える時間が短縮されれば、朝の貴重な時間を有効に使えます。
マイナスの思考や感情も整理できる
断捨離をすると、気分が晴れやかになります。
いらないものを捨てながら、貯めこんで考えてしまいがちなマイナスな思考や感情も、同時に整理しているような気分になります。
カップルが別れたら、元パートナーからもらったプレゼントを捨てる様に、ものを捨てる行為には、思考や感情を一緒に整理してくれる効果があります。
断捨離によりマイナスな感情を捨てることで、前向きに生きる活力が得られます。
断捨離の具体的なやり方
断捨離は、人によって方法や捨てる基準が異なります。
あくまでも、一つのやり方だということを認識しておいて、参考にしてください。
ここがポイント!
物を手放す基準は「迷ったら捨てる」を基本的におすすめします。この基準があれば断捨離の時間が短縮でき、「本当に必要な物」だけに囲まれた生活を送れるようになります。
STEP1 一箇所にかき集める
家にあるものを一カ所に集めてみましょう。集めてみたら想像以上にものがあることに気付きます。
まるでゴミの集まりのような光景を目の当たりにすることで、断捨離したい気持ちが強まります。
考えすぎないことが大切
ものを一か所に集めていざ断捨離をしていく際に、一番邪魔になるのは「勿体ない」という感情です。
「これは高かったし、捨てづらいな」とか「まだ使う機会があるかもしれない」と、捨てなくていい理由を考え出したら、キリがありません。
そんな時は1年間使わなかったものと、1年間以内に使ったもので分別しましょう。1年間使わなかったものは、この先使う可能性は極端に少ないので、捨てる対象となります。
思い出は写真にする
断捨離をする際に、思い出の品は捨てるのになかなか困りますが、もう使うことがないのであれば、写真を撮ってから捨てることがおすすめです。
思い出の品は、思い出としてはかさばり過ぎてしまうので、写真としてすっきり保管しましょう。
取り掛かりやすいところから取り掛かる
とりかかるのにおすすめの場所や箇所は、以下のとおりです。
これらの場所は、比較的捨てるものが出てきやすいはずです。
- キッチン(調味料や賞味期限が切れた保存食)
- 玄関(不要な靴やストック品)
- クローゼット、押し入れ(衣類や季節もの)
- 机の引き出し(文房具や書類)
STEP2 しまう場所を制限する
物が増えると、同時に衣装ケースなどのしまう場所も増えています。思い切って、衣装ケースなどを捨ててしまえば、そこに入っていたものは行き場を失い、断捨離を半強制的にやらなければなりません。
また、宅配型トランクルームなどを利用してみるのもいいでしょう。
さらに詳しく!
宅配型トランクルームとは、宅急便の様に荷物を詰めて、その衣服などを詰め込んだ箱を預かってもらえるサービスのことです。
宅配型トランクルームを使うことで月額でお金がかかってしまいますが、どうしても捨てられないけどすぐには使うことのない衣服やスキーの板やゴルフバックなど、大きな物を預けることができます。
1年間預けてみて、それでも使うことが無ければ1年後に捨てるといったルールをつくるのもいいと思います。
STEP3 グルーピングする
断捨離をする際には、同じようなものをグループ分けしてみましょう。
例えば、衣服であれば色と種類で分けます。
同じ色のTシャツが何枚もあれば2枚までに制限するなど、自分でルールを作りましょう。
グループ分けすることで、買い物に行った際に「この色の服はあるな。」と思い出すことができます。
STEP4 汚れで判断する
グループ分けしたものから、激しく汚れているものや、しわやよれが激しい衣服などは思い切って捨てます。
そこまで使い込んだものであれば、愛着がわいていると思いますが、言い換えればもう役目を果たし終えたものだということです。
断捨離をする際には、大切なものほど捨てづらいのですが、思い切って捨てることが大切です。
STEP5 目印をつける
ここまで残ったもの(特に衣服)には、目印をつけてみましょう。その目印が1ヶ月残っていたら不要なものと判断します。
例えば、その季節の衣服に文房具屋で売っているクリップを括りつけておきます。
それが1ヶ月そのまま残っていたら、その服は着ない物と判断します。
夏物の衣服を夏に1ヶ月着なければ、今後着ることはほとんどないといっていいでしょう。
STEP6 フリマサイトに出品する
不要物をごみとして捨てるのと並行して、まだ使えるものはフリマサイトに出品しましょう。
自分は不要でも、誰かにとっては必要なものということは多々あります。
ごみで捨ててしまえば0円ですが、フリマサイトで売れれば、収入になります。
さらにメリットとしては、手放すかどうか決断しきれないものを「とりあえず出品」しておくことで、売れた時に決断しやすくなります。
ここに注意!
出品期間中に気が変わってしまい、手放すことをやめる可能性もあります。意思が弱く、決断しきれないなら、即座に売れる中古屋やリサイクルショップに行き、すぐに現金化しましょう。
STEP7 整理整頓する
断捨離のメリットの一つである「物を探す手間が減るので、時間の節約にもなる」を最大限活かすために、最後に整理整頓をします。
整理整頓をして、「物の定位置」を決めておくことで、「使ったら元の場所に戻す」という当たり前の習慣を身に付けることができます。
物を多く持っている人の中に「目的の物がすぐに見つからない」「探すのが面倒で新しく買ってしまう」という思考の人は一定数います。
その思考を改めることが節約の第一歩となりますので、ぜひ「使ったら元の場所に戻す」を意識してみてください。
ここがポイント!
整理整頓が苦手な人は、最初から細かく整理するのはやめておきましょう。「ペンはこの引き出しで、テープはこの入れ物」などと細かく場所を設定せずに、「文房具類はこのケース」と分類ごとに場所を決めます。細かい場所の設定は慣れたら行いましょう。
まとめ この記事が30秒で理解できる!
断捨離をすることで、余分なものを買いこまない習慣が身に付きます。
断捨離のメリットは、
- 節約に繋がる
- マイナスの思考や感情も整理できる
- 掃除やコーディネートの時間短縮
があげられます。
断捨離をするためには、まずは家の中のものを一カ所に集め、1年以内に使ったかどうかで捨てるものを判別し、5つのSTEPでいるものといらないものをどんどん判別していきましょう。