こんな悩みはありませんか?
- 0円でんきに切り替えるとお得になるの?
- 0円でんきはどんなメリット・デメリットがあるの?
電力使用量の多い家庭で、シンプルな料金体系の電力会社に切り替えたい方は「0円でんき」がおすすめです。
4人家族の平均的な電力使用量の家庭では、年間で8,000円以上節約できる可能性があります(東京電力から0円でんきに切り替えた場合)。
この記事では、0円でんきの特徴やメリット・デメリットについて解説します。
目次
0円でんきとは
「0円でんき」は、北海道を中心にガソリンスタンドやエネルギー事業を運営する「株式会社オカモト」が営む電力会社です。
北海道に本社を置く株式会社オカモトですが、供給エリアは関東エリア~九州エリアで、本社のある北海道、東北、沖縄はエリア外です。
0円でんきは、基本料金がタダで、従量料金が一律なのでシンプルでわかりやすい料金設計なのが最大の特徴です。
0円でんきがおすすめの人
0円でんきがもっともお得になるのは、契約アンペア数が高く、電力使用量の多い方です。
4人以上の家庭や、自宅で仕事をしている方、動物を飼っていて冷暖房を長い時間つけている方などがおすすめです。
4人家族の場合、「総務省統計データ」より算出した平均電力使用量は368kWhです。
「東京電力 従量電灯Bプラン」の40Aと「0円でんき」を比較すると、月の料金差は695円です。0円でんきに切り替えると、年間8,340円節約に繋がります。
平均電力使用量 | 東京電力 従量電灯Bプラン(40A) | 0円でんき |
368kWh | 10,373円 | 9,678円 |
0円でんきのメリット
メリット1. シンプルなプランで分かりやすい
0円でんきの料金プランには、「従量電灯B(ファミリー向けプラン)」と「事務所・飲食店の方向けのプラン」の2つのプランしかありません。
つまり、家庭向けのプランは「従量電灯B(ファミリー向けプラン)」しかありません。
また、0円でんきは基本料金が0円の上、従量料金も一律のため、計算が非常に簡単です。
エリア | 基本料金 | 従量料金 |
東京電力エリア | 0円 | 26.3円/kWh |
中部電力エリア | 26.3円/kWh | |
北陸電力エリア | 21.2円/kWh | |
関西電力エリア | 22.3円/kWh | |
中国電力エリア | 24.3円/kWh | |
四国電力エリア | 24.3円/kWh | |
九州電力エリア | 23.3円/kWh |
東京電力 従量電灯Bなどは基本料金もアンペア数で異なり、従量料金も電力使用量で変わります。計算が複雑で料金がわかりづらいのは利用者にとってマイナスです。
メリット2. 初期費用・違約金が0円
0円でんきは初期費用や違約金がかかりません。
0円でんきの契約期間は1年間ですが、途中で解約しても違約金はかかりません。
試しに0円でんきに切り替えて、節約にならなければ、他の電力会社に切り替えるのもいいでしょう。
メリット3. キャンペーンを開催している
0円でんきでは「Amazonギフト」キャンペーンを随時開催しています。
常に行っているものではないので注意が必要ですが、3月15日までであれば、3,000円分のAmazonギフトプレゼントキャンペーンが開催されています。
プレゼント獲得の条件は、0円でんきの2ヶ月間継続利用が条件となるため、不正受け取りはできませんが、3,000円ぶんは家庭によっては1ヶ月の電気代の半分程度を賄えるため、キャンペーンがあるうちに切り替えることをおすすめします。
0円でんきのデメリット
デメリット1.電気使用量が少ないと節約効果が低い
0円でんきは、1人暮らしの方、2人暮らしの方など電力使用量が少ない方には節約効果がほぼ無く、場合によってはマイナス効果になります。
2019年12月の「総務省統計データ」より算出された「平均電力使用量」は、1人暮らしだと176kWh、2人暮らしだと307kWhです。
1人暮らしや2人暮らしの電力使用量が平均的な家庭では、0円でんきはおすすめできません。
世帯 | 平均電力使用量 | 0円でんき | 東京電力 従量電灯Bプラン | 差額 |
1人暮らし(20A) | 176kWh | 4,628円 | 4,439円 | -189円 |
1人暮らし(30A) | 176kWh | 4,725円 | 97円 | |
2人暮らし(20A) | 307kWh | 8,074円 | 7,936円 | -138円 |
2人暮らし(30A) | 307kWh | 8,222円 | 148円 |
デメリット2. クレジットカード払いしかできない
電気代の支払い方法に、クレジットカードやコンビニ払い、口座振替などが挙げられますが、0円でんきでは「クレジットカード払い」にしか対応していません。
利用可能なクレジットカードは、VISA、MasterCard、AmericanExpress、DinerClub、JCBカードなので、カード会社は網羅的に対応しています。
30秒でこの記事がわかる
0円でんきは、基本料金が0円で、従量料金が一律なのでシンプルでわかりやすい料金設計です。
特に4人家族以上や電気使用量が多い方におすすめの電力会社で、4人家族で40A契約の場合、東京電力従量電灯Bから切り替えると年8,340円の節約になります。
0円でんきのWebサイトでは、いまのプランから切り替えた場合の料金シミュレーションを見ることができます。
ぜひ一度、シミュレーションすることをおすすめします。