こんな悩みはありませんか?
- スマホの充電の減りが早くて困っている
- スマホの充電って、こまめにしないほうがいいの?
- スマホは、残量何%で充電するのがいいの?
ふだん何気なく繰り返しているスマホの充電ですが、より長く快適にバッテリーを使い続けたいなら、ちょっとしたコツが必要です。
バッテリーの充電が長持ちすれば、バッテリー交換による費用も抑えられ節約に繋がります。
この記事では、スマホを充電する際のポイントについて解説していきます。
目次
正しくスマホを充電して節約する
スマホは故障原因は「画面のガラス割れ」「バッテリー交換」「電源ボタンの故障」「ボリュームボタンの故障」がその大半を占めます。
その中で、経年劣化によって起こるのは、バッテリー交換だけです。
バッテリー交換は、5,000円~8,000円が相場であり、できれば支払わずにすむ方が良いでしょう。
スマホの充電を長引かせる方法
スマホの充電を長引かせる方法の中で、今すぐできる方法を4つ紹介します。
細かく充電しない
「充電しすぎると、充電の減りが早くなる」というウワサ話を、聞いたことがあるかもしれません。
ある種都市伝説のように語られていますが、これは事実です。
スマホやノートパソコンに使用している電池は「リチウムイオン二次電池」といいます。
「リチウムイオン二次電池」は、正極と負極の間をリチウムイオンが移動することで充電と放電を行う電池です。
リチウムイオン二次電池は、従来に比べると、充電による電池の減りは少なくなりましたが、それでも充電を繰り返すと経年劣化します。
リチウムイオン二次電池の特徴は?
- 充電効率が良い
- 寿命が比較的長い
- 未使用の充電の減りが少ない
- メモリー効果がない
適切に利用すると、機種によりますが充電1,000回程度であれば、大きな劣化なく使えます。1日1回の適切な充電をすれば、単純計算約3年間は問題なく使用できるということです。
それよりも早く充電の減りが早くなったと感じたら、充電の仕方に問題があるといえます。
さらに詳しく!
メモリー効果とは、電池を使い切らずに、充電池の容量がある状態で継ぎ足し充電を繰り返すと、充電池を使用中に、充電を繰り返した付近で電圧が一時的に低下し、機器が止まる現象です。
リチウムイオン二次電池の短所は?
- 急激に充電をしたり、過度に充電すると破裂、発火、爆発する可能性がある
リチウムイオン二次電池は、熱くなると、破裂、発火、爆発の恐れがあり注意が必要です。また、スマホを高温のまま置いておくと、スマホの基盤が変形したり壊れる可能性があり、注意が必要です。
正規品の充電器を使う
スマホは基本的に2.1A~2.4Aに対応しています。
充電器もケーブルも、そのアンペアに合わせないと意味がなく、スマホのアンペア数よりも大きいアンペア数の充電器・ケーブルを使っても、充電できる量は制限されてしまいます。
そのため、充電器とケーブルは正規品を使用することをおすすめします。
充電しているときは使用しない
充電している時にゲームや動画視聴を長時間行っていると、リチウムイオン二次電池が熱くなってしまいます。
リチウムイオン二次電池が熱い状態でいると、電池の劣化が早まります。
充電中は基本的に電源を切ることをおすすめします。充電中に本体が動作していると、バッテリーに大きな負担がかかります。
特にスマホは、操作をしていなくてもバックグラウンドで常時アプリが起動したり、通信を行っています。
電源を切って完全にスマホを休ませてあげることが大切です。
20%から80%まで充電する
スマホを充電するタイミングは、バッテリー残量が20%程度になったタイミングがベストです。
バッテリー残量0%の状態は過放電状態と呼ばれ、バッテリー残量0%の状態が続くと、バッテリーの劣化現象を招きます。
多くのスマホは、バッテリー残量20%以下で通知がきます。そのタイミングでなるべく充電することをおすすめします。
また、充電を終えるタイミングは、バッテリー残量が80%程度がベストです。
スマホの充電は、バッテリー残量が100%の状態になると停止し、充電が100%の状態をキープする仕様になっています。
しかし、バッテリー残量が100%の状態で充電器に接続し続けていると、内部電圧が高く保たれた状態で、バッテリーの劣化現象を招きます。
寝ながら充電する癖のある方は、電池に大きな負荷がかかるので、止めることをおすすめします。
スマホの充電にかかる電気代は?
スマホ充電の電気代は、1回0.2円~0.6円です。
0.6円でも1ヶ月で18円しか電気代はかからないため、ほぼ気にする必要はないでしょう。
主要スマホのバッテリー容量がこちらです。
主要なスマホ | バッテリー容量 |
---|---|
iPhone 11 | 3,110mAh |
Xperia 1 | 3,200mAh |
Galaxy S10 | 3,300mAh |
AQUOS R3 | 3,200mAh |
Pixel 3a | 3,000mAh |
Android One S5 | 2,700mAh |
nova lite 3 | 3,400mAh |
機種によってバッテリー容量が違いますが、ほぼ2,500mAh~3,500mAhです。
バッテリー容量は、電池本体やスマホの公式サイトにも書いてあるので、ぜひ確認してみてください。
ここがポイント!
mAhは、バッテリーの放電容量を表す単位です。1時間に何ミリアンペアの電力量を放電するかを表すものです。
【 スマホを1回充電した時の電気代の計算式 】
電池容量(mAh)×3.8÷1,000÷1,000×27(電気代単価)=1回の充電の電気代
まとめ 30秒でこの記事が理解できる!
スマホは充電の仕方次第で、充電の持ちがながくなります。
正しい充電のポイントは
- 細かく充電しない
- 正規品の充電器を使う
- 充電しているときは使用しない
- 20%から80%まで充電する
でした。
また、スマホの充電は、1回あたり0.2円~0.6円の電気代しかかかりません。
正しく充電し、スマホの故障を抑えるほうが、電気代よりもお得だとわかりました。
正しく充電して、充電を長持ちさせましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。