こんな悩みはありませんか?
- 家計簿を始めたいが、つけ方が分からない
- おすすめの手書き家計簿が知りたい
- 家計簿をつけるメリットが知りたい
節約をするうえで、家計簿をつけることはとても重要です。なぜなら、節約の第1歩目として「自分の『お金に関する状況』を把握する必要がある」からです。
家計簿は、あなたが無意識にしている「無駄遣い」に気付けたり、支出傾向を客観的に把握できたりと、非常にメリットが大きいです。
今回は、節約をするうえで必須と言っても過言ではない家計簿のつけ方を、「手書き家計簿」に焦点を当てて、徹底解説します。
この記事を読めば、節約に効果的な手書きの家計簿をつけることができるようになります。「なぜか家計簿が長続きしない」という人も必見です!
家計簿の基本情報
この章では、家計簿のメリットや具体的な家計簿の項目について解説します。
家計簿とは
まず前提として、「家計簿とは何か?」を確認しましょう。
この記事における家計簿の定義は、以下のとおりです。
- 一家及び個人の収入や支出を記録する帳簿
- 媒体は、紙またはスマホやPCのどちらでも可能
- 管理するのは、現金やクレジットカードなど、すべての収入や支出情報
家計簿というと、多くの方は、本屋や100円ショップなどに売っている「家計簿の本」に手書きするものを想像すると思いますが、ノートに手書きしたり、エクセルで管理したりするつけ方もあります。
さらに、スマホが普及した近年では、スマホやタブレットで使える多様な家計簿アプリがあります。
最新版のおすすめ家計簿、節約アプリは最新版おすすめ家計簿アプリを参考にしてください。
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あなたのライフスタイルや好みに応じて選ぶことをおすすめしますが、今回は「手書き家計簿」に焦点を当てて、解説します。
ここがポイント!
長期的に記帳しなければ、家計簿の節約効果はあまり見込めません。家計簿を長く続けるには、あなたに最適なものを選ぶ必要があります。外出している時間が多かったり、スマホを頻繁に見たりする方はスマホで家計簿をつける方がいいでしょうし、家にいることが多く、紙での管理の方がしやすい人は紙で家計簿をつける方がいいでしょう。なるべくストレスなく、面倒臭さを感じさせないやり方でつけることが、長続きのコツです。
手書き家計簿のメリット
手書き家計のメリットは、以下のとおりです。
- 一目で家計を把握できる
- レシートや領収書の管理も同時にできる
- 家族で家計を共有できる
- データが無くならない
ここに注意!
手書きの家計簿は、すべての計算を自分でしなければならないので、計算ミスをしないようにしましょう。
それぞれのメリットについて解説します!
一目で家計を把握できる
手書きで行う場合、スマホアプリで家計簿をつけるよりも、一目で把握できる情報量が圧倒的に多いです。
スマホ画面でマンガや本を読んだことがある人はイメージしやすいと思いますが、ノートに比べるとスマホの方が画面が小さいため、必然的に情報量が少なくなります。
家計に関する多様な項目を管理したり、長期的な支出の傾向を見たりするには、一目で家計を把握できる手書き家計簿のメリットは大きいと言えます。
レシートや領収書の管理も同時にできる
財布の中でかさばりやすいレシートや領収書を、一緒に管理できるのもメリットです。
家計簿とレシートを入れるファイルを同時に管理しておけば、毎日財布の中が整理でき、「毎日家計簿をつける」という習慣が長続きしやすいです。
近年ではレシートをカメラで認識して、自動で家計簿に入力してくれる機能を備えた「マネーフォワードME」などのスマホアプリも出ています。
しかし、それだと情報は残りますが、現物は残しづらいです。
手書きだとファイルにいれたり、ノートに貼ったりして管理できるので、それほど手間にはなりません。
家族で家計を共有できる
一目で家計を把握できるというメリットにもつながりますが、複数人で生計を共に立てている場合、家族で家計簿を共有できるのは大きなメリットです。
家族単位での支出傾向を把握し、今後の節約方法を話し合うことができます。
例えば、今月の家計簿を分析したときに「食費が多かった」という傾向がつかめたとします。その事実を家計簿を見せて具体的な項目や数値で表すことで、全員が危機意識を持てます。
そして、家族で対策方法を話し合うことで、「今月は外食をなるべく控えよう」という共通の目標ができ、より節約しやすくなります。
データが無くならない
スマホアプリやエクセルの家計簿の場合は、「入力した家計のデータが無くなる」といった危険が潜んでいますが、手書きの場合はほとんどありません。
あるとするならば、外出先で家計簿を紛失することくらいですが、基本的に家計簿は家の外に持ち出さないはずなので、データを紛失するリスクはほとんどありません。
スマホアプリやエクセルには「セキュリティ面でも安心できる」というメリットもありますが、万が一のことを考えると手書き家計簿の方が安心です。
家計簿の項目
家計簿や家計簿アプリによって多少の違いはありますが、家計簿を長続きさせるには、以下の7項目で十分です。
- 収入:給料などの、毎月決まった収入金額
- 臨時収入:ボーナスや給付金などの、その時だけもらえる収入金額
- 固定費:毎月一定の支出金額(水道・光熱費や家賃など)
- 貯金額:貯金する金額
- クレジットカード支払い額:クレジットカードの支払い金額
- 食費:外食を含む、食事に関する金額
- 変動費(食費を除く):食費以外の変動費(日用品代・交際費など)
他の多くの家計簿と比べると少ない項目のようにも思えますが、まずは「長続きできる家計簿」を目指して、面倒さを感じないように、必要最低限の項目数にしました。
家計簿のつけ方
手書き家計簿のつけ方には、大きく分けて2種類あります。
大学ノートのようなシンプルなノートに書くか、「家計簿の本」に書くかの2種類です。
大学ノートでつけるやり方は、自分の好みに合わせた家計簿になり、低コストで始められるのがメリットです。しかし、枠を書いたり、日付や曜日を調べながら書いたりと、手間も多いです。
そこで、当サイトがおすすめなのは「家計簿の本に書く」やり方です。今回は、初心者でも簡単にできて、しかも低コストで始められるものをご紹介します。
当サイトおすすめの家計簿は『いちばんかんたん いちばんお値うち 家計ノート2020』(小学館実用シリーズ LADY BIRD)です。
税込み290円という低コストが1番の特徴なので、手軽に始められます。シンプルなデザインも非常に嬉しいです。
これから家計簿をつけようかと迷っている人は、まずは手軽に始めるのがおすすめです。
さらに詳しく!
1週間分の家計簿を見開き1ページで把握できます。書いてあるのは枠線と日付・曜日のみです。多くの家計簿の本は支出の項目数が数多く書き込まれているので、早々に面倒さを感じてしまいますが、この家計簿だとその煩わしさはありません。
つけ方の手順は、以下のとおりです。
- その日の支出または収入をすべて値段の欄に書き込む
- それぞれの項目を先ほど説明した7種類から選んで書く
- その日の反省点があれば「DIARY」欄に書く
この3ステップでだけなので、毎日続けることができます。
ここがポイント!
厳密に1円単位で記入したり、項目に頭を悩ませたりする必要はありません。あくまでも支出の傾向を把握したり、客観的に家計を見たりするのが目的だからです。
固定費に関しては毎月1日にまとめて書くか、引き落とし日に書くのがいいでしょう。毎月決まったルールで書くことをおすすめします。
まとめ 30秒でこの記事が理解できる!
今回は、手書きの家計簿に焦点を当て、メリットや具体的な項目、おすすめの家計簿についてご紹介しました。
スマホアプリが多くある中でも、やはり手書きの家計簿にはメリットがあります。
あなたのライフスタイルに応じたつけ方を選んでほしいですが、ご紹介した『いちばんかんたん いちばんお値うち 家計ノート2020』(小学館実用シリーズ LADY BIRD)は、今までの「家計簿は面倒」というイメージを払拭してくれるようなものなので、ぜひ一度試してみてください。約300円という安さも魅力的です。
節約の第1歩目である家計簿をつけて、支出の見直しをしてみてください!