こんな悩みはありませんか?
- Photoshop(フォトショップ)の操作を覚えたい
- Photoshopの作業効率を上げたい
- Photoshopのショートカットキーを覚えたい
Adobe Photoshop(フォトショップ)を使う時、「使いたいツールがどこにあるか分からない」「もっと早く操作したい」と思うことはありませんか?
実はPhotoshopには、それぞれの機能にショートカットキーが割り当てられており、それらを覚えることで作業効率を格段に上げることができます。
制作物の納期に追われている時に、ショートカットキーを覚えていれば大幅に制作時間を短縮することができます。
この記事では、Photoshopを使う際に便利なショートカットキーについて解説します。
ショートカットキーを覚えて、Photoshopの作業時間を短縮しましょう!
Adobe Photoshop(フォトショップ)とは
Photoshopは、写真を加工・合成したりイラストを書くことができるソフトウェアです。
プロレベルの機能が搭載されており、クリエイティブ系の業務で多用されています。
Adobe Photoshop(フォトショップ)の基本的な使い方についてはこちらの記事で解説しています。 続きを見る【初心者向け】Adobe Photoshop(フォトショップ)の使い方を解説!
Adobe Photoshop(フォトショップ)でショートカットキーを使うメリット
Adobe Photoshop(フォトショップ)でショートカットキーを使うことで、特に以下の3つのメリットが生じます。
- 作業のストレスが減る
- 作業時間を短縮できる
- 他のソフトウェアでも共通のショートカットキーが使える(一部)
さらに詳しく!
そもそもショートカットキーとは、マウス操作ではなく、キーボードによってパソコンを簡単に操作することです。一般的なショートカットキーと呼ばれるものは、「Ctrl+C」でコピー、「Ctrl+V」で貼り付けなどがあります。
作業のストレスが減る
Photoshopの操作をする際、通常は画面上部のメニューバーや、ツールバーから使いたい機能を選択する必要があります。
ショートカットキーを覚えると、ツールの操作をキーボードで行えるようになります。
いちいちマウスを使ってツールを選択する必要がなくなるので、作業自体のストレスも少なくなります。
作業時間を短縮できる
Photoshopで制作をする時は、なるべく制作に集中したいですよね。
ショートカットキーを使うとツールの操作が一瞬で完了するため、ツールを探す無駄な時間が節約できます。
また「取り消し」などの操作を連続して行う際にも、ショートカットキーが便利です。
他のソフトウェアでも共通のショートカットキーが使える(一部)
基本的なショートカットキーは、Photoshop以外のソフトウェアでも使えることがあります。
特に、Photoshopを販売しているAdobe社のソフトウェア(Adobe Illustratorなど)では同じショートカットキーが使えることが多いので便利です。
Adobe Illustratorの基本的な使い方はこちらの記事で解説しています。 続きを見る【初心者必見!】Adobe イラストレーターの基本的な使い方や導入方法を徹底解説!
Adobe Photoshop(フォトショップ)で使える便利なショートカットキー37選
Macを利用している方は、「Ctrl」を「command」に、「Alt」を「option」に置き換えてください。
ツール編
「移動ツール」V
「クイック選択ツール」W
「切り抜きツール」C
「スポイトツール」I
「ブラシツール」B
ドラッグして線を書く。
「消しゴムツール」E
選択した部分を消す。
「グラデーションツール」G
選択した部分をグラデーション加工する。
「文字ツール」T
テキストを入力する。
「ペンツール」P
ペンで細い線を書く。
「パス選択ツール」A
パスを選択する。
さらに詳しく!
パスとは、「ペンツール」で書いた細い線のことを指します。
「コピースタンプツール」S
画像の情報をコピーして他の場所に描きうつす。
画面表示編
「手のひらツール」スペースキー
スペースキーを長押ししながらマウスをドラッグで画面内を移動する(画面をつかんで動かすイメージ)。
「100%表示」ctrl+1
アートボードを原寸で表示する。
「画面サイズに合わせる」ctrl+0
アートボードを画面いっぱいに表示する。
編集編
「取り消し」Ctrl+Z
操作を1つ前に戻る。
「やり直し」Ctrl+Shift+Z
取り消しした操作をやり直す。
「カット」Ctrl+X
選択したオブジェクトをカットする。
「一瞬で複製」Alt+ドラッグ
選択したオブジェクトを、クリップボードを経由せずに複製する。
「コピー」Ctrl+C
選択したオブジェクトを複製する。
「ペースト」Ctrl+V
カット/コピーしたオブジェクトをペーストする。
「グループ化」Ctrl+G
選択したオブジェクトをグループ化する。
「グループ解除」Ctrl+Shift+G
選択したグループを解除する。
「すべて選択」Ctrl+A
オブジェクトをすべて選択する。
「選択を解除」Ctrl+D
「レイヤーを複製」Ctrl+J
さらに詳しく!
レイヤーとは、画像を構成する1枚のシートのことを指します。様々なシートが重なって1枚の画像を作っていると考えれば大丈夫です。
ファイル操作編
「プリント」Ctrl+P
「保存」Ctrl+S
「別名で保存」Ctrl+Shift+S
「書き出し形式」Alt+Shift+Ctrl+W
作成したファイルを画像に書き出す際のメニューを表示
「新規ファイル」Ctrl+N
「Photoshopを終了」Ctrl+Q
「ファイルを開く」Ctrl+O
オブジェクト編
「塗りと線を切り替える」X
「前面に移動」Ctrl+]
選択したオブジェクトを、ひとつ前面に移動
「最前面に移動」Ctrl+Shift+]
選択したオブジェクトを、最前面に移動
「背面に移動」Ctrl+[
選択したオブジェクトを、ひとつ背面に移動
「再背面に移動」Ctrl+Shift+[
選択したオブジェクトを、最背面に移動
ショートカットキーを覚える方法
Photoshopのショートカットキーを覚える方法は、とにかく使って指に覚えさせることです。
また一部のショートカットキーは、英語のイニシャルが当てられているものもあるので、覚えやすいでしょう(コピー→C、保存(セーブ)→S、印刷(プリント)→Pなど)。
また、「Photoshop ショートカットキー 早見表」で検索すると、ショートカットキー一覧を分かりやすくまとめた画像が出てくるので、それを印刷してパソコンのそばに置いて使うのも良いでしょう。
まとめ 30秒でこの記事が理解できる!
Photoshopのショートカットキーの中でも基本的なものを37個ご紹介しました。
この他にもショートカットキーはたくさんありますが、今回ご紹介したものを使えるようになるだけでも作業効率がグッと上がるはずです。
少しずつショートカットキーを覚えて、快適なPhotoshop環境を構築してみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。